NOTES
ベース・マガジンWEBの連載『ゼロからはじめるスラップラボ』、略して“ゼロスラ”では、“スラップに挑戦したい!”という初心者に向けて、Suspended 4thのフクダヒロムが、プロならではの視点と自身の経験を交えながらスラップの基礎をレクチャー!
前回までで右手の基本テクニックを学んできましたが、今回からはいよいよ“左手のテクニック”に突入。連動動画で実際の音もチェックしながら、身につけていきましょう。
目次
【序章:スラップをはじめる前に】
第1回:はじめてのベース、どう選ぶ?
第2回:チューニングをして、アンプで音を出してみよう!
第3回:スラップで大事なこと。音の出方を知ろう
【第1章:右手のテクニック】
第4回:サムピングの基本フォームを解説!
第5回:親指下向きフォームとは?
第6回:プル入門! “パキッ”と鳴らすコツは?
第7回:プルの音を整えて、スラップの王道に挑戦!
第8回:“ゴーストノート”と“サム+プル”の総仕上げ
【第2章:左手のテクニック】
第9回:ハンマリングでフレーズを滑らかに!
ハンマリングでフレーズを滑らかに!
左手で音を出してみよう
右手のテクニックがひと通り揃ったら、第2章は左手の出番です。最初の技はハンマリング。
右手で1回ハジいた音に、左手だけで次の音をつなげていきます。右手の動きはそのままなのに、鳴る音がぐっと増える。フレーズを滑らかにする左手の技、いってみよう!
ハンマリングとは?ポイントは?
第1章で右手のテクニックがひと通り揃いましたね! 第2章からは左手の技に入ります。
最初はハンマリング。右手で鳴らした音が伸びているうちに、左手の指で弦をフレットに叩きつけて、次の音を鳴らす技です。
まずは3弦の開放をサムで鳴らして、音が消えないうちに3フレットを指先で叩いてみてください。右手は何もしていないのに、音程が変わって音が続くはずです。
叩くのは指の腹ではなく指先。指を立てて、フレットのすぐ手前に落とします。
叩いたら、そのまま押さえておくのも大事。すぐ力を抜くと音が途切れてしまいます。
高く振りかぶる必要はありません。弦から少し浮かせた位置から、スッと速く落とす意識で十分。
最初は左手・小指のハンマリングが全然音が鳴らないと思います。しかし焦る必要はありません。
ハンマリングで大切なのは、叩きつける力ではなく、叩くスピードです。
◉フォームを見てみよう


ハンマリング練習のためのエクササイズ
そして今回の譜例。
▼ 今回の譜例 ▼

いきなり音数が多くなって驚いたかもしれませんが、大丈夫です。1〜4小節目は同じ1小節の繰り返しです。

実際に弾いてみると、ある規則性が見えてきます。右手で鳴らしているのは、すべて開放弦。押さえる音はほぼ、左手のハンマリングで鳴らしています。
サムかプルで1回はじいて、そこから左手で1〜2音つなげる。この組み合わせが続いていきます。左手が忙しいぶん、右手の仕事は意外と少ないんです。3弦の“0-3-5”のように続けて叩くところは、先に押さえた指を離さずに、次の指を落としましょう。
5〜6小節目は、1弦を押さえた音をプルして、そこからハンマリングする形。

3フレットぶん指を開くので、左手のストレッチにもなります。まさに左手の筋トレフレーズ!
テンポは♩=100の16分音符。第1章の最後より速くなります
。いきなり100でやろうとせず、自分が追い付ける速度までBPMを落としてから徐々に上げていってください。ゆっくりなテンポから上げていけば、身体がその動きを覚えていきます。焦りは禁物。
次回は、ハンマリングの逆。押さえた指を離して音を鳴らす、プリングです!
▼ 動画でもチェック! ▼
