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    第1回:はじめてのベース、どう選ぶ?【ゼロからはじめるスラップラボ】(講師:フクダヒロム)

    • 文:フクダヒロム(Suspended 4th)
    • 写真:小原啓樹

    ベーマガWEBの新連載『ゼロからはじめる スラップラボ』がスタート!

    「ベースをはじめてみたい」「スラップをやってみたい!」という初心者の皆さんに向けて、“まずはここから”というポイントをお伝えしていく本連載。

    講師にSuspended 4thのベーシスト、フクダヒロムさんを迎え、プロ・ベーシストの視点から「初心者のうちにこれを知っておきたかった!」という視点を交えながらスラップを初歩からレクチャーしてもらいます。第1回は、最初の相棒となるベースの選び方について教えてもらいました。(編集部)

    第1回:はじめてのベース、どう選ぶ?

    はじめまして。Suspended 4thでベースを弾いているフクダヒロムです。この連載『ゼロからはじめる スラップラボ』、略して『ゼロスラ』では、スラップという奏法をゼロから一緒に身につけていきます。

    ただ、いきなり叩いたりはしません。スラップは音の質感をコントロールする奏法なので、その土台になる“いい音を判断する力”を、楽器選びの段階から育てていきたいんです。

    最初の一歩は、まずベースを手に入れるところから。

    値段より「長く触りたくなるか」

    ベース選びでいちばん多い質問が「いくらのを買えばいいですか?」。

    でも僕は、値段より先に見てほしい基準があると思っています。それは、愛着を持って使えるかどうか。見た目で選んでも大いに結構。参考までに、僕がベースを選ぶ際に見るポイントもお伝えしておきます。

    具体的には3つあって、まずチューニングが安定すること。弾いているそばから音程が狂う楽器では、せっかくの練習が積み上がりません。

    次に、音が出しやすいこと。軽く弾いてもちゃんと音の芯が鳴ってくれる楽器は、それだけで練習が楽しくなります。

    最後に、弾いていてストレスが少ないこと。ネックの握り心地、構えたときの重さやバランス。楽器によって大まかな特徴はありますが、このあたりは数字に出ないので、できれば楽器屋さんで実際に構えて確かめてください。試奏が怖ければ、店員さんに弾いてもらって音を聴くだけでも十分です。

    逆にどれだけ高くても、しっくりこない楽器はだんだん触らなくなる。楽器は触った時間のぶんだけ上手くなるので、「見た目が好きで、つい触りたくなる」も立派な判断基準なんです。

    種類とパーツは、ざっくりで十分

    ベースには、代表的なところでジャズ・ベース系やプレシジョン・ベース系、ハムバッカー系といったタイプがあり、おもに搭載されているピックアップの種類によって分類され、音の質感や鳴り方がそれぞれ違います。

    電池で音を整えるアクティヴと、電池を使わないパッシヴという違いもありますが、最初はどちらでも大丈夫。それより、ボディ、ネック、ピックアップ、ブリッジ、ペグという主要パーツの名前をなんとなく知っておくほうが、お店での会話がぐっと楽になります。

    ベースのパーツ図解

    同じフレーズを弾いても、タイプが違えば音の立ち上がりや質感がはっきり変わるので、このあたりの聴き比べは楽器屋さんや動画などで実際に音を聴いてもらうのがいちばんです。

    フェンダー・ジャズ・ベース
    フェンダー・ジャズ・ベース
    フェンダー・プレシジョン・ベース
    フェンダー・プレシジョン・ベース
    ミュージックマン・スティングレイ
    ミュージックマン・スティングレイ

    本体以外に揃えるもの

    本体のほかに必要なのは、アンプシールドチューナーストラップケース。まずここまでが最初のセットです。シールドは断線しやすい消耗品なので、極端に安いものだけ避ければ十分。

    余裕があれば、録音や練習にも使えるオーディオ・インターフェイス、予備の弦、磨くためのクロスもあると安心。全部を一気に最高のものにしなくていいんです。弾きながら、必要なものが見えてきたら足していけば十分です。

    次回は、手に入れたベースをチューニングして、初めて音を出します。実はそこから、もう練習は始まっていますよ。

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