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グリッサンドは奥が深い! 指を滑らせてスラップに表情をつけよう【ゼロからはじめるスラップラボ 第11回】フクダヒロム(Suspended 4th)
- Text: Hiromu Fukuda(Suspended 4th)
- Photo: Hiroki Obara
ベース・マガジンWEBの連載『ゼロからはじめるスラップラボ』、略して“ゼロスラ”では、“スラップに挑戦したい!”という初心者に向けて、Suspended 4thのフクダヒロムが、プロならではの視点と自身の経験を交えながらスラップの基礎をレクチャー!
目次(第1〜11回)
【序章:スラップをはじめる前に】
第1回:はじめてのベース。選び方・種類・パーツ・必要な道具
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第2回:ベースを弾く前に。チューニング・弦交換・アンプの音作り
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第3回:スラップは叩かない! 指弾き・ピックとの違いと構え方の基本
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【第1章:右手のテクニック】
第4回:スラップの第一歩。サムピングの2つのフォームと音の出し方
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第5回:親指下向きのスラップに挑戦! 左手ミュートとリズム練習
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第6回:プルを“パキッ”と鳴らそう! 指先と手首の使い方
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第7回:プルがうまく鳴らない?音量を整えてオクターヴに挑戦
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第8回:ゴーストノートでノリを作ろう! サム2発とスライドのコツ
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【第2章:左手のテクニック】
第9回:ハンマリングは力より速さ! 左手で音をつなぐコツ
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第10回:指を離すだけじゃない! プリングとハンマリングの組み合わせ
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第11回:グリッサンドは奥が深い! 指を滑らせてスラップに表情をつけよう
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ハンマリングとプリングで左手から音が出せたら、次は指を滑らせる技です。着地点を決めずに滑らせるグリッサンド。弦の上を“ブゥーン”と駆け上がる、あの音です。フレーズに動きをつける左手の技、いってみよう!
グリッサンドでサウンドに動きを!
指を滑らせて表情をつけよう
今回は指を滑らせる技、グリッサンド(グリス)です。第1章のフレーズに出てきたスライドは、「どこからどこへ」が決まった動き。今回の主役のグリスは、着地点を決めずに滑らせる奏法です。
▼ 今回の譜例 ▼

今回の譜例は、弾き始めからいきなりグリス。みなさんも、フレーズの始まりに“ブゥーン”という音をよく耳にしたことがあるはずです。あれの正体はコイツってワケですな。
譜例では便宜上、3フレットから15フレットへ滑らせるように表記していますが、一瞬の動きなので、細かいフレット数はあまり意識しなくても大丈夫です。
まずは音を鳴らして、指を滑らせよう
僕はグリスをする際、おもに中指を使いますが、これはお好みで。
まずは4弦の3フレットあたりを押さえて、サムで鳴らします。音が伸びているうちに、指を押さえたままハイ・ポジションへ滑らせてみてください。音程が切れ目なく上がっていくはずです。
ここからは、グリスをカッコよく聴かせるためのポイントをふたつ紹介します。
コツ① 滑らせるスピードに緩急をつける
ひとつめは、滑らせるスピード。低いフレットの間は比較的ゆっくりで、高いフレットに向かうにつれてスピードアップ! 均一なスピードで滑らせるよりも、緩急をつけたほうがそれっぽくなります。
ゆっくり滑らせるのと一気に滑らせるのでは、聴こえ方もずいぶん変わります。
コツ② 思い切って高いフレットまで上げる
もうひとつは、どこまで上げるか。初心者の間にありがちなのが、思い切りが足りず、12フレットより手前で折り返して、そのまま下りてしまうことです。
グリスは、思い切って高いフレットまで上げたほうが断然カッチョイイです。細かいフレット数は気にせず、ダイナミックに勢いよくやりましょう。
指の皮が育っていないうちは、数回やっただけでもかなり“ヒリヒリ”する奏法です。でも、根気強くやっているうちに、だんだんと慣れてくるもんです。
フレーズや曲の始まりで指を“ぐいーん”と滑らせて、盛大にドヤ顔を見せつけてやりましょう! もう一度言いますが、グリスは“思い切り”が大切です!
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