ベーシストの“エフェクト・システム”を特集した、ベース・マガジン11月号が10月19日(水)に発売された。

昨今のエフェクター市場にはさまざまな進化を遂げたモデルが登場し、ベース用のエフェクターも多種多様なモデルが次々と発表されている。今号では、84ページの大ヴォリュームで注目ペダルから最新モデルまで、それぞれの実力を徹底検証! そのほかプロのエフェクト・ボードの実情やそのこだわり、実際のボードの組む際のポイントまでを網羅した、ペダル/システムを模索するプレイヤー必見の内容を展開している。

FEATURED BASSISTでは、23年ぶりの新譜大経典を発布した聖飢魔IIのゼノン石川和尚が登場! 聖飢魔IIらしさと新たな一面を見せる楽曲が集約された新譜『BLOODIEST』に込められた思いやベース・プレイに迫る。

また、2022年のSUMMER SONICでヘッドライナーを務めたロス・マクドナルド(The 1975)、惜しくも今回は来日が叶わなかったジョン・ハッサール(ザ・リバティーンズ)にインタビューを敢行し、THE AXESでは、圧巻のパフォーマンスで反響を呼んだマネスキンのヴィクトリア・デ・アンジェリスの機材を掲載している。

そのほか、インタビューには鳴瀬喜博(CASIOPEA-P4)、GEN(04 Limited Sazabys)、奥野翔太(WEAVER)、徳永暁人(doa)、芹田ジュナ(Muses)が登場!

奏法企画では、ベースの花形プレイのひとつとも言える“スラップ奏法”を特集! 今回は、単純なルート弾きから順を追ってスラップ・フレーズを発展させていく手順を紹介している。最終地点は、32分音符も盛り込んだテクニカル・アプローチ。ぜひ、この魅力溢れる奏法の“魔改造”の方法論を身につけてほしい!

各企画の詳細は、下記をチェック!

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■Special Program (84ページ)
ベーシストのエフェクト・システム

ペダル型プリアンプを始め、多数のベース用エフェクターが市場に登場したことにより、ベーシストが足下に数多くのエフェクターを並べて自身のサウンドを構築するというスタイルは、珍しいものではなくなっている。ライン出力の比重も高いベーシストは、ある意味、アンプへの依存度がいまだ高いギタリストよりも、エフェクターに興味を持っているという層も多いのではないだろうか? 事実、数多くの製品のなかから、どのようなものが自分にフィットするのかを試行錯誤しているというベーシストも少なくない。本企画では、“エフェクト・ボード”でのサウンド・システム構築を念頭に、プロ・ベーシストの実情やさまざまな製品を紹介することで、読者のエフェクト・システム構築のヒントを提示していく。

CONTENTS
●拝見! プロのエフェクト・ボード11連発
有江嘉典(VOLA & THE ORIENTAL MACHINE)、井嶋啓介、酒井亮輔(BRADIO)、関谷友貴(TRI4TH)、Taigen Kawabe(Bo Ningen)、髙橋涼馬(mol-74)、田淵智也(UNISON SQUARE GARDEN)、二家本亮介、松本駿介(Cö shu Nie)、345(凛として時雨)、わかざえもん

●エフェクター・フリークに聞いた、無人島に持っていきたいペダル3選
Jun Yokoe(PLASTICZOOMS)、高松浩史(THE NOVEMBERS/Petit Brabancon)、中尾憲太郎(ナンバーガール/Crypt City)、中西道彦(Yasei Collective)

●ベーシスト×テクニシャン特別対談
日向秀和 × 冨田敦

●定番プリアンプ、プロ18人のセッティング・レシピ
大野由美子(Buffalo Daughter)、中村和彦(9mm Parabellum Bullet)、鳴瀬喜博(CASIOPEA-P4)、MISA(BAND-MAID)、MIYA (ZAZEN BOYS)、山口寛雄、宇佐美友啓(GOOD ON THE REEL)、黒須克彦、中村圭、ハラグチサン(NEMOPHILA)、松本駿介(Cö shu Nie)、森夏彦(THE 2)、圭吾(Novelbright)、Shingo Suzuki(Ovall)、マーガレット廣井(八十八ヶ所巡礼)、ナガイケジョー(SCOOBIE DO)、首藤義勝(KEYTALK)、河西ゆりか(羊文学)

●プリアンプ! 歪み! コンプ! 基幹エフェクター探索旅
(試奏:ヒロミ・ヒロヒロ/tricot、岡崎健司/池部楽器店ベースコレクション)

●エンヴェロープ・フィルターの最新事情 ※BM Webの連動記事はこちら
(試奏:大林亮三/SANABAGUN.)

●ベーシストこそ! 揺れモノ/空間系エフェクターのススメ ※BM Web連動記事はこちら
(試奏:市川仁也/D.A.N.)

●pandaMidi Solutions Future Impact V3解体新書
岡峰光舟(THE BACK HORN)、休日課長(ゲスの極み乙女/DADARAY)

●注目シグネイチャー・エフェクターをピックアップ

●拡張するマルチ・エフェクターの世界
(試奏:MASAKI)

●今さら聞けないボード作りのオキテ
(講師:林幸宏/フリーザトーン)

●たなしんが徹底検証! エフェクト・ボード運搬術

●禁断? 常套? ギター用エフェクターという選択
(講師:細川雄一郎/CULT)

●ビルダーが語るベース・エフェクターの極意
(対談:深野真/フリーダム カスタムギターリサーチ×高木光輝/高木製作所)

■奏法特集
スラップ・フレーズ魔改造の手順

サウンド的にもフレーズ的にも、ベースの花形と言えるスラップ奏法。ドシっと重心の低いシンプルなフレーズもいいが、テクニカル化が進む昨今、より複雑でカッコいいフレーズが弾きたいという人も多いだろう。今回は、単純なルート弾きから順を追ってスラップ・フレーズを発展させていく手順を見ていく。魔改造の方法論を身につけて新世代のスラップ・ヒーローを目指せ!

■FEATURED BASSIST
ゼノン石川和尚(聖飢魔Ⅱ)

魔暦22(2020)年に地球デビュー35周年を記念して期間限定再集結した聖飢魔Ⅱ。新型コロナウイルスの蔓延というゼウスの妨害により、真の大黒ミサが行なえない状況となり、再集結期間を延長していた彼らは、この2年の間に、なんと23年ぶりとなる新譜大教典を制作しており、この度ついに発布となった。『BLOODIEST』(最も濃い血)と名づけられた新大教典は、“これぞ聖飢魔Ⅱ”というハード・チューンはもちろん、解散以前には聴かれなかった新鮮な楽曲もあり、バンドのポテンシャルが凝縮された充実作となっている。サウンドのボトムを盤石に支えるゼノン石川和尚に、このありがたき大教典についてお話を伺った。

インタビュー 
鳴瀬喜博(CASIOPEA-P4)
GEN(04 Limited Sazabys) ※BM Webの連動記事はこちら
奥野翔太(WEAVER) ※BM Webの連動記事はこちら
徳永暁人(doa)
芹田ジュナ(Muses)
ジョン・ハッサール(ザ・リバティーンズ)
ロス・マクドナルド(The 1975)

めっちゃ気になるあの機材
SHINOS&L City Bass

■巷で話題の名機再訪
アトリエZ M#245&M#265

■連載セミナー
◎ベーシストが知るべき“音”の知識
 Basic Bass Knowledge~電気音響篇 河辺真
◎全米ヒットの低音事情 鳥居真道(トリプルファイヤー)
◎Feel Free Jazz 永田雄樹(JABBERLOOP、POLYPLUS)

連載
◎ウエノコウジのボーン・トゥ・ルーズ
◎やまもとひかるのピープルズ・エルボー
◎芸人ヒロシの低音キャンプ
◎Taigen Kawabeの低音紀行 〜振動する世界〜

BM SELECTED SCORES
「ファラオのように」聖飢魔II
「Out of Control」Nothing’s Carved In Stone
※電子版には「BM SELECTED SCORES」の収録はありません

■THE AXES
ヴィクトリア・デ・アンジェリス(マネスキン)※BM Web掲載のインタビュー記事はこちら

■MY DEAR BASS
ショーン・ホラーショー(首振りDolls)

■BASSMAN’S LIBRARY
CD/DVD/ビデオ・レビュー、etc.

■NEW PRODUCTS
ベース関連の新製品紹介
FENDER/AERODYNE SPECIAL PRECISION BASS
SADOWSKY/METROLINE 24-FRET SINGLE CUT BASS 5-STRINGS
LIEBER GUITARS/STANLEY CLARKE SPELLCASTER BASS
BOSS/DUAL CUBE BASS LX
MD-MM PRODUCE/MDB-ELITE/5-A
ARIA PROⅡ/JET-B51

ベース・マガジン 2022年11月号

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定価:1,870円(税込)