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    プルをもっとキレイに鳴らすには? オクターヴ奏法の基本をマスター【ゼロからスラップ】第7回

    • 文:フクダヒロム(Suspended 4th)
    • 写真:小原啓樹

    ベース・マガジンWEBの連載『ゼロからはじめるスラップラボ』、略して“ゼロスラ”では、“スラップに挑戦したい!”という初心者に向けて、Suspended 4thのフクダヒロムが、プロならではの視点と自身の経験を交えながらスラップの基礎をレクチャー!

    今回は“プル”の2回目。スラップの王道フレーズにもチャレンジしてみよう。

    〜これまでの復習〜

    【序章:スラップをはじめる前に】
    第1回:はじめてのベース、どう選ぶ?
    第2回:チューニングをして、アンプで音を出してみよう!
    第3回:スラップで大事なこと。音の出方を知ろう

    【第1章:右手で音を出してみよう】
    第4回:サムピングの基本フォームを解説!
    第5回:親指下向きフォームとは?
    第6回:プル入門! “パキッ”と鳴らすコツは?
    第7回:プルの音を整えて、スラップの王道に挑戦!

    プルの音を整えて、スラップの王道に挑戦!

    プルの音が出るようになったら、次はその音を揃える段階です。指弾きのような優しい音になってしまう、指が引っかかって止まる。このふたつのつまずきを片づけたら、スラップの王道、オクターヴ・フレーズの入口まで進もう!

    プルでよく起きる“つまずき”の解決策は?

    前回でプルが鳴らせるようになりましたね!

    ここでよく起きる“つまずき”がふたつあります。

    ①指弾きの延長線のような優しいサウンドが出てしまう。
    ②指が弦に引っかかって止まってしまう。

    ①優しいサウンドになるのは、プルの引っかけが甘い、もしくは必要な力まで抜いてしまっているのが原因。
    ②弦に引っかかって止まってしまうのは、引っかける深さが深いのと、リキみが原因です。

    弦の下をガッツリくぐらせるのではなく、指先の角でかすめるくらいの意識で十分

    それでも引っかかるなら、一度スマホで自分の手元を撮ってみてください。自分では浅くやっているつもりでも、案外深く潜っていたりします。

    プル フォーム写真
    引っかける深さは、指先の角でかすめるくらいの意識で。

    音量を揃えるコツは、弦ごとの出音に注目すること。弦によって太さやテンション(張力)が違うので、各弦に合った力加減があります。

    まずはそこを意識して弾くだけで大丈夫。自分が出した音をよく観察してみましょう。

    オクターヴ・フレーズを弾いてみよう

    今回はスラップの王道フレーズ、“オクターヴ・フレーズ”の譜例を弾いてみましょう。実際に弾いてみると、ある規則性が見えてきます。

    譜例

    親指で鳴らす低い音の、ちょうど1オクターヴ上の音は、2本隣の弦の、2フレット先にいます。4弦3フレットのGなら、オクターブ上のGは2弦5フレット。人差指がルート、小指がオクターヴ上。

    指板の上にできるこの斜めの形が、スラップの王道、オクターヴ・フレーズの正体です。

    ルートとオクターヴ上の音の関係
    人差指でルート、小指でオクターヴ上を押さえる

    今回の譜例は、この形を音階に沿って上げていく4小節。4弦の開放から始めて、下をサム、上をプルで1組ずつ鳴らしていきます。

    押さえる場所が変わっても、斜めの距離は変わりません。

    後半の2小節では、ペアが3弦と1弦に移ります。弦が替わっても形は同じ。この形さえ手に入れば、指板のどこでもオクターヴが鳴らせます

    テンポは♩=100。前回は♩=60の2分音符でしたから、1音あたりの間隔は一気に縮まります。いきなり100でやろうとせず、自分が追い付ける速度までBPMを落としてから徐々に上げていってください

    ゆっくりなテンポから徐々に上げていけば、身体がその動きを覚えていってスムーズに弾けるようになっていくはずです。焦りは禁物。

    次回はこのオクターブの形を使って、フレーズにしていきます!

    ◎実演動画 & 解説もチェック!

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