Ampeg
Classic Analog Bass Preamp

【Specifications】
●コントロール:ヴォリューム、ベース、ミッド、トレブル、ウルトラ・ロー・スイッチ、ウルトラ・ハイ・スイッチ、オン/オフ・スイッチ●入出力端子:インプット、アウトプット●電源:9Vアダプター/9V乾電池●外形寸法:66(W)×114(D)×56(H)mm●重量:300g●価格:オープンプライス(市場実勢価格12,000円前後)

 ベース・アンプのファースト・ブランドとしての地位を50年以上にわたって維持しているブランドの、コンパクト・ペダル・サイズのプリアンプ。ベース・アンプのノウハウを凝縮したような3バンドEQもさることながら、ULTRA LOとULTRA HIのスイッチを装備しているあたりは、Ampegのファンにとってたまらない魅力と言えるだろう。とくに、40Hzを2dBブーストすると同時に500Hzを10dBカットするULTRA LOは、オンにするだけで慣れ親しんだ往年のAmpegサウンドが手にできると言えそうなほど効果的だ。また、高出力のアクティヴ・ベースにも対応するために、内部には入力を15dB減衰できるジャンパー端子が装備されている。

SVTシリーズでもお馴染みのウルトラ・ロー(40Hzを+2dBブースト、500Hzを-10dBカット)/ウルトラ・ハイ(8kHzを+7dBブースト)・スイッチを搭載する。

Info:ヤマハミュージックジャパンお客様コミュニケーションセンター ギター・ドラムご相談窓口(☎︎0570-056-808)
https://ampeg.jp/

▼ Igo’s Impression ▼

Ampegのマニアの人も納得できる音

 説明不要なぐらいAmpegの音です。ラインの音を聴き慣れていないと、リハスタなんかで出している音との違和感が大きくて、僕もベースを始めて2年ぐらいの頃にラインの音を初めて聴いて、自分のベースの音ってこんなにカッコ悪かったっけ……と落ち込んだことがあるんですよ。でも、これをつなげば、みんながいつも聴いているAmpegの音になるし、Ampegのマニアの人も納得できるんじゃないかと思います。ベースのサウンドを作っていて、Ampegのイナタイ部分とか不器用な良さといったものが欲しいときは実際にあるので、何を隠そう、僕もこれ、持ってるんですよ(笑)。“ライヴで聴いたカッコいいベーシストの音”が欲しければ、とりあえずこれを買っておけばいいんじゃないかなっていうぐらい便利ですよ。