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やっぱり気になるプロのピック
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山田貴洋
(ASIAN KUNG-FU GENERATION)
Profile
やまだ・たかひろ●1996年4月、関東学院大学軽音楽部内にてASIAN KUNG-FU GENERATIONを結成。2003年にメジャー・デビューする。現在までに、9枚のオリジナル・アルバム他を発表している。2021年6月23日にライヴ映像作品『映像作品集16巻 Tour 2020 酔杯2~The Song of Apple~』を発売予定。
◎Official HP
Q1:現在お使いのピックの、ブランド名/モデル名、材質、厚さを教えてください。
ブランド名/モデル名: オリジナル・モデル
材質:ポリアセタール
厚さ:0.7mm(赤/トライアングル・シャープ)、0.8mm(青/トライアングル・おにぎり、緑/トライアングル・シャープ)
Q2:上記で挙げていただいたピックを選んだ理由を教えてください。
硬さと弾力が適度に同居している感覚が欲しく、上記の素材と厚みにたどり着きました。フィット感もあって取っ付きやすい種類だと思います。
サウンド面では、シャープ型はよりブライトに、おにぎり型はややコシが増す印象。曲調やそのときのコンディション(気分も含む)で使い分け。
0.7mmは練習やウォーミングアップ時にレスポンスがちょうど良く、重宝しています。
Q3:これまでの使用ピックの遍歴を教えてください。また、それぞれのピックの気に入っていた点と、そこから変えていった理由を教えてください。
アタック感重視で硬めのティアドロップを使っていた時期もありましたが、より楽器全体に振動が伝わるよう、現在メインで使用しているものに近い型を選んでいくようになりました。
Q4:そのほか、ピックについてのこだわりがあれば教えてください。
ライヴ用のものは、切れ目を入れて滑り止め加工をしています。
ピックは気軽に出音の違いやフィット感を楽しめるアイテムなので、気になったタイプがあればどんどん試しつつライヴやレコーディング、自宅用など用途で使い分けたりしています。
Q5:ピック弾きで“良い音”を出すコツを教えてください。
弦だけではなくボディ全体を鳴らすイメージで、自身に合った角度や弾き圧を見つけながら、安定した音が出ている感覚を知る。
左手の押さえ方やピックが弦に当たって離れるスピードへの意識も、最近は特に大事だなと感じています。