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    堀江晶太(PENGUIN RESEARCH)

    PROFILE
    ほりえ・しょうた●5月31日生まれ、岐阜県出身。学生時代からDTMに没頭し、上京後、音楽制作会社に入社する。2013年からは独立し、LiSA、茅原実里、ベイビーレイズJAPANらの楽曲の作編曲を手がけた。2015年にPENGUIN RESEARCHを結成し、2016年1月にシングル「ジョーカーに宜しく」でメジャー・デビュー。またボーカロイド・クリエイター“kemu”名義での創作活動も行なっている。PENGUIN RESEARCHは2023年1月20日(金)Zepp Hanedaにて、“LIVE 2023『PENGUIN RESEARCHを宜しく』”を開催する。
    Official HP

    Q1:2022年に新たに購入/導入した機材で、最もお気に入りのものをひとつ挙げるならば?

    nature sound 40000pre(プリアンプ/ブースター)

    Q2:Q1で挙げた機材を導入したきっかけを教えてください。

    製品をプロデュースしたSuspended 4thのフクダヒロムくんに紹介してもらいました。彼と自分はプレイ・スタイルこそまったく異なりますが、求める音の“カッコよさ/強さ”の要素に共通項を感じることが多かったので、音を聴く前からクオリティへの確信のようなものがありました。

    Q3:その機材を現在どのように使っていますか?

    エフェクト・ボードの最前段につなぎ、基本的に常時オンで使用しています。大きく表情をつける使い方ではなく、後段のエフェクトやアンプに元気な音を飛ばすような、文字どおりブースターとしての使い方です。

    また、ステージ上でベースの持ち替えが必要な場合、楽器ごとの出力レベル差を埋めるためのヴォリューム・コントロールとしてオン/オフを切り替えることもあります。

    Q4:その機材のお気に入りポイントを教えてください。

    まず、見た目が真っ黒であることです。

    抜けのいいパワフル感を機材で補う場合、音階(実音)の聴き取りやすさとしての押し出し感にかたよっていたり、ロー・エンドの強調が大げさだったりと、味つけの強さが目立つ経験が多かったのですが、本製品はそのバランスが際立って優秀であると感じています。

    楽器の音楽的要素ひとつをピックアップして増幅する、というよりは、全体像を保ったまま、そのエネルギーを拡大させるような印象があり、ジャンル、シーンを問わず常に音の起点としておきたい安心感、万能感があります。

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