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黒野滉大
(WOMCADOLE)

Profile
くろの・こうだい●1995年10月5日生まれ、滋賀県出身。2011年に滋賀県にて結成された4人組ロック・バンドWOMCADOLEに2016年に加入。精力的な楽曲リリースと熱量の高いライヴ・パフォーマンスで幅広い層から人気を博し、2019年にフル・アルバム『黎明プルメリア』でメジャー・デビューを果たす。最新作は2021年7月発表の“ノベル・コンセプト・アルバム”『旅鴉の鳴き声』。現在ワンマン・ツアー“FUCK THE FUCKIN’ FUCKERS”を開催中だ。
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Q1:ベースを始めたのは何歳で、どんなきっかけでしたか?

15歳。中学3年の文化祭の有志発表でthe GazettEが好きな部活仲間と一緒に“バンド組んでガゼットのコピーで出ようぜ!”ということになりベースを始めました。

Q2:最初に買ったベースはどんなモデルで、どこで購入しましたか?

30,000円くらいの、アイバニーズSRシリーズの黒色のベースで、地元の島村楽器で親に買ってもらいました。

Q3:最初にコピーした曲を教えてください。

X JAPANの「Rusty Nail」です。ギターをやってた親父にX JAPANのTAB譜を渡して1番弾きやすい曲を選んでもらってコピーしました。サビ前のオカズをめちゃくちゃ練習した記憶があります。

Q4:初心者の頃はどんな練習をしていましたか? また、そのなかで現在でも弾き続けている練習法(フレーズ)はありますか?

最初の頃は基礎練習はすっとばして、ひたすら曲のなかの好きなベース・フレーズやスラップばっかり練習していました。

ベースを始めて2年ぐらい経った頃に基礎練習が大切だということに気づき、ひたすら8分を刻んでピッキング安定させようとしてました。今でもライヴ前は毎回やってます。

Q5:ベースを始めてからどのくらいで、ステージに立ちましたか?

夏の文化祭に向けて春から始めたので3、4ヵ月ぐらいでステージに立ちました。the GazettEの「A MOTH UNDER THE SKIN」というベース・ソロから始まる曲をやりました。めちゃくちゃ難しくて鬼のように練習しました。

当時は“俺うめぇ……”って完璧に弾けているつもりだったんですけど、今思い返せば全然弾けていなかったと思います……。

Q6:ベース本体の次に買った(買うべき)機材を教えてください。

the GazettEのREITAさんみたいな音を出したくて、楽器屋の店員さんに何を買えばいいか聞いて、言われるがままサンズアンプ のプリアンプを購入しました。

Q7:自分がこれまでに残した楽曲で、初心者がチャンレンジするなら、どの曲をオススメしますか?

『今宵零時、その方角へ』というアルバムに入っている「アオキハルヘ」ですね。ルート弾きで攻めつつもヴォーカル・ラインの隙間の要所要所にオカズが入っていたり、Cメロでメロディっぽいフレーズも弾いていて初心者でも取っ付きやすいし、難易度も高くないので楽しいと思います!

Q8:ベースを始めたばかりの人たちに向けて、ベースを練習していくうえでのひと言アドバイスを!

ツラい練習はあとからいくらでもできるので、最初は楽しく弾いてひたすらベースのことを好きになるのが僕流です! 一緒に頑張りましょう!

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