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  • NOTES

    ROOTS of バカボン鈴木

    バカボン鈴木が影響を受けた作品を紹介。

    『リボルバー』
    ザ・ビートルズ
    (1966年)


    サイケデリック路線に踏み込んだ、グループ7枚目のアルバムで、ロック史上でも重要な作品とされている。

    『USA』
    キング・クリムゾン
    (1975年)

    ニュージャージー州アズベリー・パークでのライヴを編集したアルバム。偶然買って衝撃を受け、その後長きにわたってバカボンに影響を及ぼした。
    「ジャンピン・ジャック・フラッシュ」
    ザ・ローリング・ストーンズ
    (1968年)

    イギリスで1位、アメリカで3位を記録したヒット曲で、グループを代表する曲のひとつとして知られる。

    『処女航海』
    ハービー・ハンコック
    (1965年)

    グラミー賞を獲得したハンコックの代表作のひとつ。バカボンはVSOPのライヴを観て感激し、本アルバムを聴いてロン・カーターに傾倒。
    『ハンバーガー・コンチェルト』
    フォーカス
    (1974年)

    オランダ出身のプログレ・バンド、4枚目のアルバム。友達に薦められて買った1枚。フルートのコピーに挑んだが、難度の高さにあえなく玉砕。
    『マンテカ』
    レッド・ガーランド・トリオ
    (1958年)

    ベースのポール・チェンバースに魅了されるきっかけとなった曲、「イグザクトリー・ライク・ユー」を収録したピアノ・トリオのアルバム。
    『クリームの素晴らしき世界』
    クリーム
    (1968年)

    「クロスロード 」を収録したアルバム。バカボンが聴いたのは本作ではなく、4曲入りの17センチLPという当時発売されていた特殊なベスト盤だった。

    SELECTED DISCOGRAPHY

    バカボン鈴木の参加作品から注目盤をピックアップ。

    『PiPi ZAZOU』
    メトロファルス
    (1984年)


    インディーズ・シーンで話題を呼び、本作でメジャー・デビューを飾った。2020年にリマスタリング盤がリリースされている。
    『PONTA BOX meets YOSHIDA MINAKO』
    PONTA BOX & YOSHIDA MINAKO
    (1998年)


    バカボンは1997年リリースの『THE ONE』からグループに参加し、翌98年に吉田美奈子(vo)を迎えてこのアルバムをリリース。
    『未来はパール』
    パール兄弟
    (1986年)


    インディーズ時代からの人気曲「バカヤロウは愛の言葉」などを含むメジャー・デビュー・アルバム。
    『MY COMPLICATED MIND』
    バカボン鈴木
    (2010年)


    エレキ・ベースにウッド・ベース、スティックも駆使して録音されたバカボンのソロ・アルバム。参加メンバーの豪華さも魅力。
    『パンドラ』
    渡辺香津美レゾナンス・ヴォックス
    (1991年)


    ソロ作も多い渡辺香津美が、90年代に気鋭のミュージシャンに声をかけ結成したバンドのデビュー・アルバム。

    【お知らせ】
    2020年7月18日発売のベース・マガジン8月号の『ニッポンの低音名人』では、バカボン鈴木のこれまでの軌跡を追ったロング・インタビューを掲載!

    PROFILE
    ばかぼん・すずき○1956年9月28日生まれ、東京都出身。15歳で和歌山県高野山にて得度。僧名大賢。20歳でベースを始め、メトロファルス、パール兄弟、渡邊香津美ResonanceVox、VoiceProject、PontaBoxなどのバンドに参加する。セッションマンとしても、梓みちよ、南佳孝、森山直太朗、阿川泰子をはじめとした数多くのアーティストのレコーディングやライヴに携わる。現在は、ジャワンゴトリオ、サプライズ、久米大作バンド、梶原順トリオ、安達久美&梶原順バンド、Plays Steely Dan、松田幸一アリバンド、波清彦&カルガモーズへのゲスト参加など、さまざまな場で演奏している。自身のリーダー・セッションも定期的に行ない、2010年には自身初のリーダー・アルバム『MY COMPLICATED MIND』を発表した。

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