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    サンズアンプ最新モデルを試奏! 往年の音色に新機能を加えた「ELITE」【新製品レビュー】

    • Photo:Masao Sekigawa
    • Text:Makoto Kawabe

    編集部注目の新製品をご紹介する「NEW PRODUCTS REVIEW」。今回レビューするのはこちら!

    往年の遺伝子に新機能を組み込んだ待望のサンズアンプ最新モデル

    TECH21/SANSAMP PROGRAMMABLE BASS DRIVER ELITE

    POINT

    サンズアンプ特有のアンプライクな音色や自然なレスポンスはそのままに、プリセット機能やマルチ・エフェクト機能などを加えたベース用のプログラマブル・プリアンプDI。MIDIを介してPCやMACに接続すれば、専用のソフトウェアで音色パラメータやプリセット・ファイルを緻密に編集することも可能だ。

    REVIEW

    複数の音色設定を保存できるプログラマブル・タイプのサンズアンプが新機能を加え、新たに“ELITE”としてリリースされた。従来のモデルは信号経路がアナログ回路で構築されているが、本機は完全なデジタル処理の製品である。長年アナログ回路に拘ってきたブランドが満を持してデジタル化に踏み切った製品だけに相当な自信もあるのだろう。

    本機の基本はBass Driver DI、VT Bass DI、Para Driver DIの3機種がプリセットされたパフォーマンス・モードで、これらはLED一桁(1~3)で表示される。試奏してみると、ややデジタル機特有のスッキリした音色傾向は感じられるものの、3バンドEQにPRESENCEやBLENDといった慣れ親しんだコントロールで、いかにも“サンズアンプ”な音色をたやすく作ることができる。サンズアンプの特性を生かしたさまざまな音色を複数保存し瞬時に呼び出せるのは、やはりかなり便利。アナログ版のサンズアンプにはないCOMPも効果が明快で使い勝手がいい。

    パネルの右上部にあるRED/TUNERスイッチを押す(長押しでチューナー・モード)とRED ZONEに切り替わり、各ノブは赤で印字された機能となる。PREAMP(入力レベル)、FREQ(ミドル周波数)、RATIO(1:1~20:1)は基本機能を補完するものだが、FILTER(オートワウ)、AMBIENCE(一種のリヴァーブ)、CHORUSなどで新たなエフェクト効果も得られる。PCやMACの専用アプリは編集がしやすく、マルチ・エフェクターのように一台で緻密な音作りを完結することも容易だろう。

    TECH21/SANSAMP PROGRAMMABLE BASS DRIVER ELITE 部分写真
    筐体の左側面に用意されたXLRラインアウト。その横にはグラウンド・ループによるハムノイズなどを回避するためのGROUND CONNECTスイッチを装備する。
    TECH21/SANSAMP PROGRAMMABLE BASS DRIVER ELITE 部分写真
    主な入出力端子が集約された筐体上部の側面。MIDIイン/アウトはミニ・ジャック端子となっており、付属のケーブルと専用インターフェイスを介してPCやMACと接続すれば、専用アプリによって音色やプリセット・ファイルの編集が可能だ。

    TECH21/SANSAMP PROGRAMMABLE BASS DRIVER ELITE

    【スペック】
    ●コントロール:ドライブ、ロー、ミッド、ハイ、プレゼンス、レベル、コンプ、ブレンド、セーブ・スイッチ、チューナー・スイッチ、ファンタム/グラウンド・コネクト・スイッチ、+10dBブースト・スイッチ
    ●入出力端子:インプット、MIDIイン/アウト、センド/リターン、アウトプット、XLRアウト
    ●電源:9Vアダプター
    ●外形寸法:191(W)×133(D)×51(H)mm
    ●重量:680g

    【価格】
    62,700円(税込)

    【問い合わせ】
    キクタニミュージック ☎ 0561-53-3007 https://www.kikutani.co.jp/


    ※本記事はベース・マガジン2026年11月号の「New Products Review」から転載したものです。
    ※価格は本誌掲載時のものです。

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