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<注目の新譜> レオン・ブリッジズ「Illusion」【鳥居真道の“新譜とリズム”】
- Text : Masamichi Torii (TRIPLE FIRE)
- Illustration : Tako Yamamoto
連載「新譜とリズムのはなし」では、トリプルファイヤーの鳥居真道が、世界中のニューリリースのなかからリズムや低音が際立つ楽曲を毎週セレクト。その魅力を独自の視点で読み解きます。
▼今週紹介するのはこちらの楽曲▼
89曲目: レオン・ブリッジズ「Illusion」
レオン・ブリッジズの5作目『Happiness Anytime』(9月25日リリース)から先行カットとなった「Illusion」を取り上げます。
トロピカルなムードのダンサブルなサマー・チューンとなっています。ドラムはアフロビート的なグルーヴですが、ベースはカリビアン的なグルーヴを演奏しています。3-2クラーベの前半部分=トレシージョというリズム・パターンを土台にしたフレーズです。ラテン的な味付けをする際によく使われるパターンです。アフロビートとカリビアン・ミュージックはどちらも西アフリカの音楽が祖先なので、親戚のような関係にあります。
ベースを弾いているのは、イギリスのシンガー/ソングライター/プロデューサー/マルチ・インストゥルメンタリストであるリディア・キット(Lydia Kitto)です。「Illusion」では、ベースの演奏に加えて、作曲とプロデュースも手がけています。ちなみにアルバムにはピノ・パラディーノも参加しているようです。
◎Profile
鳥居真道(とりい・まさみち)●1987年生まれ。 “高田馬場のジョイ・ディヴィジョン”、“だらしない54-71”などの異名を持つ4人組ロック・バンド、トリプルファイヤーのギタリスト。現在までに5枚のオリジナル・アルバムを発表しており、鳥居は多くの楽曲の作曲も手掛ける。バンドでの活動に加え、他アーティストのレコーディングやライヴへの参加および楽曲提供、音楽関係の文筆業、選曲家としての活動も行なっている。最新作は、2024年夏に7年ぶりにリリースしたアルバム『EXTRA』。また2021年から2024年にかけて、本誌連載『全米ヒットの低音事情』を担当。2024年12月からはベース・マガジンWEBで連載『鳥居真道の“新譜とリズムのはなし”』を執筆している。
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