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山本連が愛用エフェクターを解説【BMG連載:プロフェッショナルの裏側】
- Text:Shutaro Tsujimoto (Bass Magazine Web)
- Photo:Chika Suzuki
セッション・ベーシストのキャリアの軌跡や使用機材に迫る「BMG (Behind the Masterful Groove)連載〜プロフェッショナルの裏側」。
STEREO CHAMPやLAGHEADSのほか、MHRJ、kiki vivi lily、離婚伝説など幅広い現場で活躍する山本連。アメリカン・ポップスをルーツに持ち、バークリー留学などの経験を通じて独自のグルーヴを培ってきた。約3年半ぶりに再始動したSuchmosのライヴ/レコーディングにも参加し注目を集めている彼に、ここでは使用エフェクターを紹介してもらった。
また、彼がこれまでのキャリアの歩みを語ったインタビューはこちらから。
※本記事は『ベース・マガジン2025年8月号』のコンテンツをWEB用に再構成したものです。
Pedal Board

①:Peterson / StroboStomp HD(チューナー)
②:3 Leaf Audio / Octabvre MkII(オクターバー)
③:MXR / Bass Octave Deluxe(オクターバー)
④:3 Leaf Audio / Proton (エンヴェロープ・フィルター)
⑤:Jad Freer Audio / CAPO(プリアンプ)
⑥:Sadowsky / Bass Preamp / D.I(プリアンプ)

“写真にはないですが、オクターバーはボスのOC-5も使っていて、ティム・ルフェーヴルのシグネイチャー・モデルの②は原音も鳴らしつつシンベみたいな音、OC-5は原音をカットしてローランドのTR-808みたいなイメージ、“MIDブースト”がついている③は抜けが良く使えるオクターバーとして使っています。⑤は、僕けっこう古いアンプとかがヘタッて「勝手に歪んじゃう」みたいな音が好きで。その感じをエフェクターで再現できるのが気に入っています。音が太くて、軽いタッチでもサステインが伸びてラクに弾ける感じ。⑥はパッシヴのジャズベをアクティヴっぽいサウンドで使いたいときに使っています。その日その時で使いたいエフェクターがコロコロ変わるので決まったボードは組んでないです”。
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