ラウド・ミュージックに特化した“IRON LABELシリーズ”に新モデルが登場！

アイバニーズのIRON LABELシリーズより、新たにBTB625EX-BKFとSRMS625EX-BKFの2モデルがラインナップに加わった。従来よりラウド・シーンへのアプローチを得意としてきたアイバニーズのなかでも、IRON LABELシリーズは、“メタル・ミュージックのために”をモットーに開発される、まさに“メタル専用器”と言わんばかりのシリーズ展開となっている。今回新たに登場した次世代のIRON LABELシリーズ2モデルは、多様化が著しいメタル・ミュージックに対応するため、各所にブラッシュアップが施された、シリーズ史上最も”Heavy”なモデルに仕上がっている。

BTB625EX-BKFは、同社の人気モデル“BTB”をIRON LABELシリーズ仕様にブラッシュアップした一本。ボディ材はオクメ、ネックはメイプルとウォルナットを5ピースでラミネートした強靭な仕様となっているほか、指板材には合成素材のエボノールが採用されている。ピックアップにはバランスの取れたウォームなレスポンスが特長のバルトリーニ製BH2を2基搭載し、3パターンのミッド周波数帯（250Hz／450Hz／700Hz）の切り替えスイッチを装備したアクティヴ3バンドEQとの組み合わせで、幅広いサウンド・メイクを可能とする。35インチのスーパー・ロング・スケール、24フレット仕様のためハイ・ポジションを駆使したテクニカルなプレイも再現できるだろう。またゼロ・フレット仕様であるため、ラウド・ミュージック特有の開放弦でブレイク・ダウンするような激しいプレイも的確に表現してくれる。

同じく漆黒のブラック・カラーを身に纏ったSRMS625EX-BKFは、同社の看板モデル、“SR”をIRON LABELシリーズ仕様にしたもので、材や各種パーツ類はBTB625EX-BKFと統一されている。現在ラウド・ベース・シーンのトレンドでもあるマルチ・スケールを採用したモデルとなっており、平行なフレットを9フレットに配置し、5弦側を35.5インチ・スケール、1弦側を34インチ・スケールに設定することで、より多様化を見せるラウド・ミュージックの変則チューニングにも柔軟に対応する。また、“すべての奏者にとって握りやすい”を追求し、究極までシェイピングされたスリム・ネックからは、手に吸い付くような感覚を体験できる、プレイアビリティにも優れた一本である。

価格はBTB625EX-BKFが137,500円、SRMS625EX-BKFが143,000円と、手頃な金額に設定されているのも嬉しい。両モデルともに、ソフト・ケースが付属する。