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    【七宝盤】第一回 – 渋江アサヒ(嘘とカメレオン)

    あのベーシストは、どんな音楽を聴いて現在の音楽性/ベース・スタイルを築き上げたのだろうか? さまざまなベーシストに、自身が影響を受けた“私的名盤”を7枚厳選してご紹介いただく連載企画です。

    渋江アサヒ
    (嘘とカメレオン)

    Profile
    しぶえ・あさひ●2014年に結成された嘘とカメレオンに同年加入。2016年に公開したバンド初のMV「されど奇術師は賽を振る」がYouTubeにて600万回再生するなどして話題を呼び、2018年にメジャー・デビューする。2020年4月に2ndアルバム『JUGEM』を発表した。
    Official HP ◎渋江アサヒ Twitter 

    七宝盤①

    『From Under the Cork Tree』
    フォール・アウト・ボーイ
    (2005年)

    このアルバムに収録されている「Dance,Dance」という曲をベース人生で初めてコピーしました。自分が楽器を手にした時期からおそらく1番聴いたアーティスト、個人的に世界最強の美メロ・エモ・パンクです。

    七宝盤②

    『Does This Look Infected?』
    SUM 41

    (2002年)

    自分の好きなゴジラ映画の挿入歌に使用されていたことをきっかけに知りました。パンク・バンドにメタルの要素が入っている楽曲たちに当時衝撃を受けました。

    七宝盤③

    『Eleven Fire Crackers』
    ELLEGARDEN
    (2006年)

    バンド・サウンドってカッコいい!と初めて明確に思ったきっかけのアルバム、友達とするエルレの話をきっかけに軽音楽部に入りました。

    七宝盤④

    『Revolutionary』
    9mm Parabellum Bullet

    (2010年)

    メタル×歌謡曲なんじゃそりゃ!!?となった高校生時代から、楽曲・パフォーマンスのどれを取っても今の自分を形成するうえで1番影響を受けているバンドです。特にこのアルバムの曲は個人的にたくさんコピーしました。

    七宝盤⑤

    『アサイラム』
    THE BACK HORN
    (2010年)

    9mmを聴き倒してた高校生時代の同時期に同じぐらい聴いていたアルバム。動き回る弾き倒すベース・ラインと音色のカッコよさにとても衝撃を受けました。

    七宝盤⑥

    『LiFE and DEATH』
    SiM
    (2012年)

    細かいノリの曲のカッコよさとレゲエやダブステップのようなロック以外のジャンルに一気に興味を惹かれました。楽曲やパフォーマンスだけでなく自分のバンド観に大きく影響を与えてくれたバンドです。

    七宝盤⑦

    『POST HUMAN: SURVIVAL HORROR』
    ブリング・ミー・ザ・ホライズン
    (2020年)

    去年聴いたアルバムのなかで特に印象に残った一枚です。全楽曲完成度が高いのはもちろんのこと、全体的な音色がとても好みでカッコいいサウンドでした。