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【本誌2月号連動】BM厳選! 創成期オルタナ/グランジ入門名盤 “⑨選”
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ニルヴァーナ
『Nevermind』(1991年)
ロックの歴史を塗り替えた革命的な傑作
それまでアンダーグラウンドな存在だったニルヴァーナを“ファッション・アイコン”にまで押し上げ、以降のロックの歴史を塗り替えた、メジャー・デビュー作となる1991年の2nd。ブッチ・ヴィグのプロデュースにより、前作『Bleach』で確立した“静と動のコントラスト”をさらに追求し、“グランジ”のひとつの雛形となったアルバムでもある。ドラムとベースと歌のみで“静”を表現することが多く、その際パンクにルーツを持つクリス・ノヴォセリックのシンプルなルート弾きが、カート・コバーンのヴォーカルとデイヴ・グロールのドラムを引き立てているのがわかる。(黒田隆憲)
◎リリース時のバンド・メンバー
【クリス・ノヴォセリック(b)】カート・コバーン(vo,g)、デイヴ・グロール(d)