5弦仕様のジャズ・ベースやメテオラ・ベースもラインナップ！　
現代フェンダーのデザイン、パフォーマンス、クラフトマンシップの頂点

フェンダーより、同社の最先端の技術と至高のパフォーマンスを兼ね備えた新シリーズ“American Ultra Ⅱ”が発表された。2024年10月16日（水）より販売が開始している。

2019年にリリースされたフェンダー・アメリカン・シリーズの最高峰となる“American Ultra（アメリカン・ウルトラ）”シリーズ。フェンダーを象徴するアクティヴ・ベースとしてプロ／アマ問わず幅広い世代から親しまれてきた本シリーズが、装いを新たに“American Ultra II”として生まれ変わった。

ベースは、American Ultra II Precision Bass、American Ultra II Jazz Bass、American Ultra II Meteora Bass、American Ultra II Jazz Bass の4モデルがラインナップ。

以下ではそれぞれのモデルを紹介していく。

American Ultra II Jazz Bass

American Ultra II Jazz Bass（Ultraburst）

American Ultra II Jazz Bass（Noble Blue）

American Ultra II Jazz Bass（Texas Tea）

American Ultra II Jazz Bass（Sinister Red）

American Ultra IIはアメリカ製フェンダーにおけるフラッグシップ・シリーズのリニューアル・バージョン。厳選されたマテリアルに、深めのボディ・コンターやモダン“D”シェイプ・ネック、10〜14インチ・コンパウンド・ラジアス指板、丁寧なウルトラ・ロールド・エッジなど、プレイアビリティに優れたモダンなスペックに加えて、ラインナップするベースのモデルがすべて3バンドEQを備えたアクティヴ・タイプであることも大きな特徴だ。

先代モデルから引き継がれるNoiselessピックアップは“II”となってより洗練され、ミドル周波数が325／750Hzで切り替え可能な3バンドEQへとアップデートされたことで、より豊かな音色表現と広大なレンジ＆ダイナミクスを実現。コントロールはパッシヴ／アクティヴの切り替えがヴォリューム・ノブに仕込まれたS-1スイッチに、ミドル周波数の切り替えがトグル・スイッチに割り当てられ、ノブとピックガードはクールなアルミ製に刷新されている。  

テーパー・ポストのライト・ウェイト・ペグのほか、裏通しが可能な高質量のHiMassブリッジや、ヘッド・アジャスト・タイプのトラスロッドを採用し、セッティングの精度や自由度も向上。先代モデルで採用されていたバインディング付きのブロック・インレイは、バインディングなしのドット・インレイに置き換えられ、4色ラインナップされるボディ・カラーのうち、シニスター・レッドはメイプル指板、それ以外はエボニー指板との組み合わせとなっている。

American Ultra II Precision Bass

American Ultra II Precision Bass（Noble Blue）

American Ultra II Precision Bass（Texas Tea）

American Ultra II Precision Bass（Ultraburst）

American Ultra II Precision Bass（Avalanche）

プレシジョン・ベースもジャズ・ベースと同じく21フレット仕様で、モダン“D”シェイプ・ネックなど、プレイアビリティに優れたスペックが特徴的だが、ナット幅はジャズ・ベース（38.1ｍｍ）よりもわずかに広い41.3ｍｍでプレシジョン・ベース特有のアイデンティティを保っている。

先代と同じくPJレイアウトを採用しており、Pタイプ、Jタイプともに新たに開発されたウルトラⅡ Noiselessヴィンテージ・ピックアップを搭載し、サーキットもミドル周波数が325／750Hzで切り替え可能な3バンドEQへとアップデート。S-1スイッチを採用したコントロール・レイアウト、裏通し可能なHiMassブリッジやヘッド・アジャスト・タイプのトラス・ロッドの採用など、ハードウェアはジャズ・ベースと同様のモダンなスペックとなっている。

ボディ・カラーは4色がラインナップされ、ノーブル・ブルーとテキサス・ティーの2色にはエボニー指板が、アバランチとウルトラバーストの2色にはメイプル指板が組み合わされる。また、ピックガードは1950年代のプレシジョン・ベースでも採用されていたアノダイズ処理（酸化被膜で表面をコーティングする防錆加工）されたアルミ製がシリーズ共通で採用されており、耐ノイズ性を向上させ、音色キャラクターの面でも良いアクセントとなっている。ピックガードの色もボディ・カラーによって異なり、ノーブル・ブルーはブラック、ウルトラバーストはゴールド、それ以外はシルバーとなっており、どれもモダンでハイ・スペックな印象を与えてくれる。

American Ultra II Meteora Bass

American Ultra II Meteora Bass（Ultraburst）

American Ultra II Meteora Bass（Texas Tea）

American Ultra II Meteora Bass（Solar Flare）

Meteoraは2018年に数量限定生産されたParallel Universeシリーズから、ギターのニュー・モデルとしてデビューし、ベースは2022年にリーズナブルなPlayer Plusシリーズからラインナップに加わった新しいモデル。独創的なデザインの流線型ボディは厳選されたアルダー材で、2基のHaymakerハムバッカー・ピックアップを搭載するアクティヴ・ベースだ。21フレット仕様のネックはジャズ・ベースと同じナット幅38.1ｍｍで、アノダイズド・ピックガードのほか、ハードウェアは概ねシリーズ共通のモダンなスペックとなっている。ボディ・カラーは3色がラインナップされ、テキサス・ティーとウルトラバーストはエボニー指板、ソーラー・フレアはメイプル指板となる。

American Ultra II Jazz Bass V

American Ultra II Meteora Bass（Ultraburst）

American Ultra II Meteora Bass（Avalanche）

American Ultra II Meteora Bass（Sinister Red）

5弦仕様のジャズ・ベースのスペックは概ね4弦仕様と共通だ。ヘッド・ストックには4：1のペグ構成を採用し、デザイン・バランスを崩さず操作性にも優れているほか、全弦にテンション・ピン（ストリング・ガイド）が設けられ、チューニングや音質の安定が図られている。5弦仕様とはいえ、ボディをいたずらに大きくすることなく、バランスよくまとめられており、テーパード・ネックヒールによりハイ・ポジションの演奏性も申し分ない。ボディ・カラーは3色がラインナップされ、ウルトラバーストにはゴールドのピックガードとエボニー指板、アバランチにはシルバー・ピックガードとメイプル指板、シニスター・レッドにはブラックのピックガードとメイプル指板が組み合わされる。

10月19日（土）発売の『ベース・マガジン2024年11月号（AUTUMN）』でもAmerican Ultra Ⅱの特集を掲載！　誌面ではフェンダー製品の愛用者でもある三島想平（cinema staff）の試奏レビューとともに本シリーズの実力を徹底検証していく。こちらもぜひチェックいただきたい。

American Ultra Ⅱシリーズ
発売記念キャンペーンにも注目！

American Ultra Ⅱシリーズのグローバル・キャンペーン動画が公開

本シリーズの発売を記念したグローバル・キャンペーン動画には、アイザイア・シャーキー、アニー・クレメンツ、ルーク・マククェアリーといった名手たちが参加。さらにジョン5を始め、ジョー・ラリー、ローレンス・ク、フェリックス・パストリアスなどのミュージシャンにフィーチャーした動画“Pure Play”も近日公開予定だ。

特別試奏コーナー“ULTRA TEST DRIVE STATION” & SNSキャンペーン

ULTRA TEST DRIVE STATION（※店舗によって、設置内容が写真と異なる場合がございます）

2024年10月16日（水）より、国内の対象店舗にてAmerican Ultra Ⅱシリーズの特別試奏コーナー“ULTRA TEST DRIVE STATION”が設置される。このブースにて撮影した写真に、ハッシュタグ【#ウルトラ2テストドライブ】を付けて自身のSNS（XまたはInstagram）に投稿すると、抽選で20名にオリジナルTシャツが当たるキャンペーンも実施される。ぜひこの機会に本シリーズの実力を体感してほしい。

キャンペーン景品：オリジナルTシャツ（※画像はイメージです。実際の商品とはデザイン・仕様が一部異なる場合がございます。）

キャンペーンの詳細はこちらからチェック！