トラディショナルなルックスに
パワフルなハムバッカーを２基搭載

バラゲール・ギターズより、ベース・シリーズ“The Goliath Bass Select”が登場した。

バラゲール・ギターズは、2010年代に米国ペンシルベニア州にてギター・ルシアーのジョー・バラゲールがスタートした新興ギター・ブランド。日本国内での取り扱いは昨年より開始され、モダンなデザインとヴィンテージなインスピレーションが融合した、プレイヤーの創造性を刺激する製品が支持を集めている。また米国製でカスタム・オーダーの“ヘリテージ・シリーズ”をトップ・ラインとし、複数の提携OEM工場にて各プロダクション・モデルを展開していることも同ブランドの特徴だ。

今回登場した“The Goliath Bass Select”は、オリジナルのダブル・カッタウェイ・ボディに34インチ（863.6mm）スケールを採用したトラディショナルなルックスに、ハムバッカー・ピックアップを2基搭載したベース・シリーズ。立体加工されたマッチング・カラー仕様のヘッドが目を引く同シリーズは、サテン・ブラックとサテン・ヴィンテージ・ホワイトの2つのカラーをラインナップしている。

パワフルなサウンドを生み出すピックアップは、オリジナル・ピックアップの“Marracobucker（マラコバッカー）”ハムバッカー。本機のコントロールは2ヴォリューム、1トーンというシンプルなレイアウトであるが、それぞれのヴォリューム・ノブがスイッチ式ポットとなっており、各ピックアップを個別でコイルタップすることが可能。これにより幅広いサウンドメイクを実現している。

材構成については、ボディはアルダーで、ネックと指板は通常のメイプルではなく前者はローステッド・メイプル、後者はローステッド・バーズアイ・メイプルと、ロースト処理が施された強度と安定性の高い仕様となっている。また6点止めのボルトオンで固定されたネック・ジョイント部は、ハイ・ポジションでのスムーズな運指を可能にするなめらかなヒール・カットを採用し、演奏性の高いデザインとなっているのも特徴だ。

ハードウェアはクロームで統一され、オープン・ギアのヴィンテージ・タイプのペグ、重厚感のあるオリジナルのブリッジを搭載。フレットには硬質なステンレス製のものが採用され、ネック調整を行なうアジャスタブル・トラスロッドはヘッド側に備えられている。

“トラディショナルなルックスにモダンな仕様を融合”を実現した“The Goliath Bass Select”。価格はオープンプライス（参考価格は、税込で198,000円）となっている。