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【GIBSON】Rex Brown Signature Thunderbird Bass

ギブソンからパンテラのベーシスト、レックス・ブラウンのシグネイチャー・ベースが登場

鋭く重厚なサウンドでヘヴィメタル、ヘヴィロック・シーンに絶大な影響を与えた伝説的バンド、パンテラ。そのベーシストであるレックス・ブラウンのシグネイチャー・モデル、Rex Brown Signature Thunderbird Bassがギブソンよりリリースされた。

レックスとギブソンのルシアーが2年半もの歳月を費やし製作された本モデル。リバース・タイプのサンダーバードをもとにして、ボディとネックはマホガニー、指板はローズウッドという木材構成で、セットネック・ジョイントを採用している。グラフテック製のナット幅は38.1mmと細く、手が小さめのプレイヤーや初心者が握りやすい点も特徴だ。

ハードウェアはすべてゴールド・カラーで統一。ブリッジはヒップショット製で、ペグにはヒップショット製ミニ・クローバー・チューナーを採用し、4弦にはDチューナーを備えている。

ピックアップに新開発されたアクティヴ仕様のRexbucker T-Birdを2基マウントしたことで、パワフルかつパンチのあるロー・エンドを実現。コントロールは2ヴォリューム、1トーンで、トーン・ノブを引き上げることでピックアップをパッシヴ・モードへ切り替えることが可能となっている。

ほかにもトラスロッド・カバーにはレックスのサイン、バック・パネルには自画像スケッチ、ピックアップ・カバーにイニシャルの“R.B”があしらわれ、シグネイチャー・モデルならではのデザインが散りばめられるなど、こだわりが詰め込まれた一本となっている。

レックスは本器の発表にあたり、以下のコメントを発表している。

“ナッシュヴィルでギブソンUSAのファクトリー・ツアーに参加する前に、ギブソンの全チームに会うことができました。その日の夜、私はギブソンのブランド・プレジデントのセザール・グエイキアンの自宅に招かれ、明け方までセッションをするなど、彼とは初対面とは思えないほど強い絆で結ばれました。私は、ギブソンがここ数年驚くほど速いスピードで成長していることに驚いています。この素晴らしい音楽のプロフェッショナルたちと一緒に仕事ができることを、私はこのうえなく嬉しく思っています。今回ギブソンと作り上げたこの新しいサンダーバードは、まさに私の生涯の夢です。” 

価格は349,800円(税込)となっており、モダン・シリーズのハードシェル・ケースが付属する。Rex Brown Signature Thunderbird Bassは 4月に発表されたキッスのジーン・シモンズのシグネイチャー“Gene Simmons G² Thunderbird Bass”に続く、今年ギブソンから発売される2モデル目のシグネイチャー・ベースとなる。2023年にはパンテラ再結成ツアーの開催が発表されており、本器からどのようなサウンドが放たれるのか注目したい。

  • Gibson/Rex Brown Signature Thunderbird Bass

Specifications

●ボディ:マホガニー ●ネック:マホガニー ●指板:ローズウッド ●スケール:34インチ ●フレット数:20 ●ピックアップ:Rexbucker Thunderbird×2 ●コントロール:ヴォリューム×2、トーン(兼アクティヴ/パッシヴ・モード切り替えスイッチ) ●ペグ:ヒップショット・ミニ・クローバー(4弦にDrop D Xtender) ●ブリッジ:ヒップショット

【価格】349,800円(税込)

お問い合わせ:ギブソン・ジャパン メーカー・サイト