“ギブソン”と“ジーン”というふたつの“G”を由来として、“Gene Simmons G² Thunderbird Bass（ジーン・シモンズ・ジー・スクエア・サンダーバード・ベース）”と名づけられた本器は、リバース・タイプのサンダーバードをもとに、ニトロセルロース・ラッカーによるエボニー塗装やパーロイド・リバース・スプリット・ダイアモンド・インレイが入れられたエボニー指板、ブラック・パーツといった精悍な漆黒と、トラス・ロッド・カバーやピックガードの鏡面加工のコントラストがなんとも目をひく仕上がり。

ボディとネックはマホガニーでセットネック構造となっており、ボディとネックには白のバインディング処理が施されている。ピックアップはT-Birdピックアップを2基搭載し、コントロールは2ヴォリューム、1トーン。ナットはグラフテック製で、ペグとブリッジにはヒップショット製のものを搭載している。

ヘッド裏には“G²”のロゴが入っており、ピックガードにレーザー刻印されたジーン・シモンズのロゴとともに、シグネイチャー・モデルを主張する。