サドウスキー伝統のエレクトロニクスを内蔵した
ペダル型プリアンプ

サドウスキーのベース用ペダル型プリアンプSBP-1、SBP-2の2モデルがブランドの代理店移行後（※）、初の入荷となった。本機はこれまで30年以上にわたってサドウスキーの全ベースのプリアンプ部に内蔵されてきたものと同じエレクトロニクスをペダル型にまとめたもので、ベース本体のオリジナル・エレクトロニクスを変更したくないヴィンテージ楽器のアップグレードなどに最適だ。

両機ともにコントロールはいずれもヴォリューム／トレブル／ベースというシンプルなレイアウトが採用されており（トレブルとベースはブーストとしてのみ機能）、SBP-1にはチューナー・アウトのほか、XLRアウト、グラウンド／リフト・スイッチも搭載されているため、録音時などにはDIとしても活用できる。またミュート・スイッチも装備しているのも、ライヴなどの現場で活用する際には嬉しいポイントだ。一方SBP-2は、SBP-1同様のコントロールを備えて、入出力端子はインプット／アウトプットのみというシンプルな設計だが、筐体がよりコンパクトなデザインとなっているため、エフェクト・ボード内でも省スペースで配置できる。

価格はいずれも定価で、SBP-1が24,200円（税込）、SBP-2が16,500円（税込）となっている。アクティヴ・ベース・シーンを長年牽引してきたサドウスキーのサウンドを本機で一度体感してみてはいかがだろう。

※サドウスキーの輸入代理店は2021年にオカダインターナショナルから山野楽器に移行した。