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    『ペダルトレイン・コンテスト』結果発表!

    “スノコ型”エフェクト・ボードの老舗であるペダルトレインをフィーチャーして、8月20日から10月4日にかけてSNS上で実施したベース・マガジン主催の『ペダルトレイン・コンテスト』。応募者それぞれのこだわりが詰まった独創的なボードが集まった本コンテストの受賞者が決定した。審査員として中尾憲太郎を迎えた厳正なる審査の結果、多数の応募のなかから賞を勝ち取った3つのボードを紹介していこう。

    個性あふれるボードが集結。
    受賞ボードはこちらの3つに決定!

    【ベース・マガジン賞】チャコ(@chacofuzz)さん
    使用ボード:Novo24

     栄えある『ベース・マガジン賞』に輝いたのはチャコ(@chacofuzz)さんのエフェクト・ボード。

     多数のペダルをNovo24(幅60.9×奥行36.8×高さ8.9cm)の枠内に隙間なく並べ、パワー・サプライやケーブル類をボード裏に逃すことでスペースを有効活用している。また、背面の隙間を利用してLimetone Audio/LimetoneBASEを設置するなど、ペダルトレインならではの配置が光る、細部まで計算されたボードと言える。

    【編集部企画担当のコメント】
     ボードの利点を最大限に活用した、ペダルトレインでしか再現できないシステム。ループ・スイッチャーなどの複雑な配線も、裏側にケーブルを集約することで見た目はもちろん、スペースの有効活用にもつながっていますし、裏側のLimetoneBASEの設置方法など、オリジナリティのある工夫が素晴らしいです。
     今回のコンテストは、どのボードも個性豊かで、それぞれの“実用性”が体現されたボードは見ていてとてもワクワクしました! ペダルトレインの持つ可能性を改めて感じることができたいいイベントだったと思います。

    【中尾憲太郎賞】佐々木恵太郎(@eskiiiiii)さん
    使用ボード:Classic JR

     『中尾憲太郎賞』は佐々木恵太郎(@eskiiiiii)さんのエフェクト・ボードが獲得。

     Classic JR(幅45.7×奥行31.7×高さ8.9cm)はペダルトレインのスラント・タイプのなかでは最小サイズのボードになるが、配線とパワー・サプライを裏側に逃すことでスペースを有効活用し、スイッチャーのほか、多種のペダルを並べるなど、あくまでも実戦での使用を想定されたボードだ。

    【中尾憲太郎のコメント】
     普通ならまずボードを買ったら、マジックテープを貼ってからレイアウトを考えそうなものですが、その常識にとらわれず結束バンドも併用して左右のバランスも考えたボード作りがおもしろいですね。
     今回の応募者のみなさんのボードはどれもきれいにレイアウトしてあり、個性が出ていておもしろかったですね。直列が多いのは意外でした。ベースだとエフェクターの使いどころが難しいですが、これからもいろいろなアイディアを見つけていきたいですね。

    【特別賞】𝚗𝚞𝚕𝚕(@nu11us)さん
    使用ボード:Metro 20

     特別賞に選ばれたのは𝚗𝚞𝚕𝚕(@nu11us)さんのエフェクト・ボード。

     受賞ボードのなかでは唯一の傾斜のない、フラットな仕様のMetro20(幅50.8×奥行20.3×高さ3.5cm)を使用したボード。ケーブル類やパワー・サプライをボードの裏側に逃し、上段の空きスペースにはペダルを横向きに設置するなど、表側のスペースを最大限に有効活用したコンパクトかつ美しいボードだ。

    【ペダルトレイン正規輸入代理店、ミックスウェーブ(株)のコメント】
     “必要なものを無駄なくコンパクトにまとめる”の究極形ですね! 運搬を考えると、これくらいのサイズが理想ではないでしょうか。撮影の上手さもあるかもしれませんが、こんなにも配線を感じさせないのも美しいです。
     コロナ禍でスタジオやライヴがないなか、逆にボードを再構築している人も多いみたいで、今回の応募でもしっかり組み込まれているものが多いと感じました。人のボードを見るのは楽しいですね! みんな集めて自慢大会をやりたいくらいです(笑)。


     プレイヤーそれぞれの個性がもっとも顕著に表われるのが“エフェクト・ボード”。今回のコンテストをとおして改めてそれを実感することできた。一般的な平面のエフェクト・ボードでは実現困難なセッティングも再現できるペダルトレンでは、特にプレイヤー独自のオリジナリティが発揮できる。まだペダルトレインを体感したことのないベーシストも、ペダルトレインで世界にひとつだけのこだわりのボードを作ってみてはいかがだろうか。

    ▼『中尾憲太郎が語る、ペダルトレインの魅力』『345(凛として時雨)が体感する、ペダルトレインの真価』▼

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