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【THE AXES】L’Arc〜en〜Ciel – 2021年5月29日、30日/幕張メッセ国際展示場1-3ホール
- Photo:Reishi Eguma[C-LOVe CREATORS](Equipments)、Takayuki Okada/Hiroaki Ishikawa/Yuki Kawamoto(Live)
Bass Sound System
左上の3段のラック上部にはLittle Labs製pcp instrument distro 3.1(D.I./3アウトスプリッター)、api製TranZformer LX(D.I./プリアンプ/コンプレッサー)が乗せられている。tetsuyaのイヤモニにはTranZformer LXからの音が返されている。ラックは上から、Digidesign製003 Rack(オーディオインターフェイス)、シュア製AXT400、AXT900(ワイアレスレシーバー)を2セット。手前にはフリーザトーン製LDP-1(LEDディスプレイ)とフットスイッチが置かれている。
メインラックの左側は上部にファーマン製PL-8CJ(パワーディストリビューター)とフリーザトーン製FC-389(インプットセレクター)を格納(その下のドロワーについては後述)。
メインラックの右側は上から、ファーマン製PL-PLUS DMC J(パワーディストリビューター)、フリーザトーン製アウトプットセレクター。tc electronic製TRIPLE C(マルチバンドコンプ)とピンクアルマイトの特別カラーをまとったTECH21製サンズアンプPSA-1を2台が2セット。2セット用意されているのは、客席に流れるPAスピーカー用と本人のモニター用。その下はフリーザトーン製ミキサー&プリアンプセレクターだ(その下のドロワーについては後述)。
メインラック左側のドロワーは、最上段が、PSK製CDV-5(ディストーション)、TCエレクトロニック製Helix Phaser(フェイザー)、weed製FREEZER(コーラス)、フリーザトーン製ARC-4(オーディオルーティングコントローラー)。PSKは「get out from the shell」で、Helix Phaserは「READY STEADY GO」で使用される。FREEZERは今回のライヴでは使用されなかった。
メインラック左側のドロワー2段目は、エレクトロハーモニックス製ビッグマフπ(ファズ)、同GRAPHIC FUZZ(ファズ)、Empress Effects製Compressor MKII(コンプレッサー)。ビッグマフπは、「READY STEADY GO」のイントロでHelix Phaserと合わせて使用される。GRAPHIC FUZZは「READY STEADY GO」のイントロ以外で使用された。
メインラック左側のドロワー3段目は、モーグ製moogerfooger MF-101(ローパスフィルター)、ボス製GE-10(グラフィックイコライザー)、フリーザトーン製BLACK VEHICLE BV-1V(オーバードライヴ)。moogerfooger MF-101は「REVELATION」用。GE-10は今回はバイパス状態とのこと。BV-1Vはすべての音に対して、ドライ音に少しだけ歪ませた音を混ぜる目的で使用されている。
メインラック左側のドロワー4段目は、フリーザトーン製FLIGHT TIME(ディレイ)、同MOTION LOOP ML-1L(ルーパー)、KarDiaN製C10H12N20(オーバードライヴ)。FLIGHT TIMEは「NEO UNIVERSE」、「EVERLASTING」、「ミライ」で、C10H12N20は「NEO UNIVERSE」でそれぞれ使用された。MOTION LOOP ML-1Lは、今回は使用されなかった。
メインラックの右側のドロワーには、プロビデンス製DUAL BASS STATION(プリアンプ)、フリーザトーン製PA-1QB(プログラマブルアナログ10バンドEQ)が2台と同PHV-1(フェイズインバーター)が収められている。DUAL BASS STATIONはパワフルな音になる印象とのことで、すべての音色に使用されている。
アンプヘッドは計3台を備えており、それぞれ仕様の異なるヴィンテージのアンペグSVTで、チャンネルリンクをして使用している。
キャビネットは、ステージ袖にバッソン製B410B(左)がセットされ、客席で聴けるベースの音は本機をマイキングしている。ステージ上にはバッソンのB810B(右)が3台置かれ、スピーカー以外がホワイトに塗装されたもののほか、赤、青のものも用意されてトリコロールカラーに並べられる。
ステージ上のtetsuyaの足もとには、フリーザトーンのミュートボックスとピーターソンのSTROBO STOMP HD(チューナー)のみが置かれている。
▼次ページではtetsuyaが使用したギター関連機材を紹介▼