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    アイバニーズ “Modeシリーズ” の実力とは? 休日課長が徹底検証!【動画連動】

    • 取材:伊藤大輔
    • 写真:八島崇

    伝統的なエレキ・ベースのトーンと楽器デザインを踏襲し、現代的な演奏性と機能性を踏まえて再構築したアイバニーズのModeシリーズ。一見するとトラディショナルなルックスだが、デザインからパーツまで細部をこだわり抜いている。アイバニーズのModeシリーズは果たして、現代のベース・シーンにおいて次世代の定番となり得るのか? その真価を休日課長(ゲスの極み乙女、DADARAY、ichikoro、礼賛)のレビューとともに探っていく。

    アイバニーズ Modeシリーズとは?

    アイバニーズのModeシリーズは伝統的なエレキ・ベースのトーンと楽器デザインを踏襲し、現代的な演奏性と機能性を踏まえて再構築することをコンセプトとしている。ここで言う“伝統”はModeシリーズに採用されたスタンダードなウッド・マテリアルから見てとれる。

    ここからは再構築の詳細を見ていこう。まず24フレット仕様を前提に設計したボディ・デザイン。立奏・座奏時の身体へのフィット感とボディ・バランスを配慮している。ネックとの接合部を広く取り、ボディを掘り下げてエッジを丸くすることで、ネックとボディの振動を一体化させつつも高音域への容易なアクセスを確保した。ネックは同シリーズ専用のCシェイプで、ある程度の厚みと丸みを持たせて指板エッジは滑らかに、快適な握り心地を実現。素材はシリーズ共通でローステッド・メイプル。加熱処理により材料を均質化させ、ネックの安定性を高めている。

    MDM1600-CTL

    ピックアップは新開発のDeltaを搭載。ブラック・メッキ加工を施したステンレス・ポールピースとネオジム・マグネットがバランスの良いトーンを生む。プリアンプのSonitech S Preampにより、3バンドEQに加えてパッシヴ時にも機能するマスター・トーンを装備。Hexa Mid Systemはミドルの可変帯域の中心を250/350/450/600/850Hz/1kHzの6種類より選択でき、幅広い音色作りを実現。ブリッジは弦間ピッチを左右に±1.5mm調整できるMR5Sを採用し、奏法や好みに応じたセッティングにも対応する。このようにシェイプから細かいパーツまで随所にこだわりが詰まったModeシリーズからは、現代のエレキ・ベースにおける“新定番”を生み出そうとするアイバニーズの気概を感じられる。

    MDM1600モデル

    バール・トップの絢爛さを纏う上位モデル

    MDM1600-CTL(Cosmic Blue Starburst Low Gloss)
    MDM1600-CTL(Cosmic Blue Starburst Low Gloss)
    MDM1600-CTL(Cosmic Blue Starburst Low Gloss)
    MDM1600-CTL(Cosmic Blue Starburst Low Gloss)
    MDM1605-DTW(Deep Twilight)
    MDM1605-DTW(Deep Twilight)
    MDM1605-DTW(Deep Twilight)
    MDM1605-DTW(Deep Twilight)
    MDM1606-NML(Natural Mocha Low Gloss)
    MDM1606-NML(Natural Mocha Low Gloss)
    MDM1606-NML(Natural Mocha Low Gloss)
    MDM1606-NML(Natural Mocha Low Gloss)

    Modeシリーズの上位ライン、MDM1600はアルダー・ボディにポプラ・バール・トップを組み合わせた、豪華なルックスが存在感を放つモデル。ネック材はローステッド・メイプル、指板はローズウッド指板で独自のSuper All Accessネック・ジョイントにより、ハイ・ポジションまでストレスなくアクセスできる高い演奏性を実現。Delta S4J/S5J/S6Jピックアップは、低ノイズながら力強く、バランスの良いサウンドを出力する。

    Sonitech S Preampとミドルの細かい設定が可能なHexa Mid Systemが緻密な音作りに対応。テクニカル系には嬉しい取り外し可能なフィンガー・ランプも付属する。ラインナップは1600(4弦)、1605(5弦)、1606(6弦)があり、カラーは1600がNML(Natural Mocha Low Gloss)とCTL(Cosmic Blue Starburst Low Gloss)、1605はNMLとDTW(Deep Twilight)、1606はNMLがある。

    コントロールは左から、ヴォリューム、バランサー、マスター・トーン(アクティヴ/パッシヴ切り替え)、3段階のミドル・セレクター・スイッチ、ベース、ミドル、トレブル。
    ピックアップは新開発のDelta S4Jを2基マウント。ステンレス・ポールピースとネオジム・マグネットを使用。
    バックパネルに設置されたミドル・セレクター・スイッチの帯域変更スイッチ。計6種類のミドル帯域が選択できる。
    ブリッジは弦間ピッチを左右に±1.5mm調整できるMR5Sを採用する。
    バックパネルの隣に設置されたバッテリー・ボックス。プリアンプは9V駆動となる。
    1600シリーズのポプラ・バールを生かしたシースルー塗装が美しいボディ・トップ。

    Specifications
    ●ボディ:アルダー(バック)、ポプラ・バール(トップ)●ネック:ローステッド・メイプル●指板:ローズウッド●ペグ:オリジナル“エアロライト”●スケール:34インチ●フレット:ミディアム(ステンレス)●フレット数:24●ピックアップ:Delta S4J/S5J/S6J ×2●コントロール:ヴォリューム、バランサー、マスター・トーン(アクティヴ/パッシヴ切り替え)、ミドル・セレクター・スイッチ、トレブル、ミドル、ベース●プリアンプ:Sonitech S Preamp●ブリッジ:MR5S●価格:231,000円(MDM1600)、242,000円(MDM1605)、253,000円(MDM1606)

    MDM1300モデル

    技巧派にフィットするアッシュ&メイプル

    MDM1305-NAB(Natural Stained Amber Burst)
    MDM1305-NAB(Natural Stained Amber Burst)
    MDM1305-NAB(Natural Stained Amber Burst)
    MDM1305-NAB(Natural Stained Amber Burst)

    MDM1300はアッシュ・ボディとローステッド・メイプル・ネック&指板を組み合わせることで、アッシュならではのアタック感とメイプルのブライトな特性を生かしたモデル。1600同様に24フレット仕様を想定して設計したMDM専用のボディ・シェイプ、Super All Accessネック・ジョイントにより優れたフィット感と演奏性を実現。指板にはミディアム・サイズのステンレス・フレットを採用。

    ピックアップも同様にDelta S4J/S5JピックアップとSonitech S Preampを組み合わせ、3バンドEQに加え6種類のミッド周波数を選択できるHexa Mid Systemを搭載する。取り外し可能なフィンガー・ランプが付属し、テクニカルなピッキングにも対応する。ラインナップは4弦の1300と写真の1305で、カラーはともにNAB(Natural Stained Amber Burst)となる。

    ローステッド・メイプルの指板にはステンレス製のミディアム・フレットが打ち込まれている。
    ジョイント部分は、ボディが丸みを帯びるように仕上げることで、ハイ・フレットでの演奏性を高めている。
    トラスロッドの調整はネックエンド側に設置されたホイールナットで行なう。
    オリジナルのペグは強度と軽量さを兼ね備えた超々ジュラルミン素材を使用している。

    Specifications
    ●ボディ:アッシュ●ネック:ローステッド・メイプル●指板:ローステッド・メイプル●ペグ:オリジナル“エアロライト”●スケール:34インチ●フレット:ミディアム(ステンレス)●フレット数:24●ピックアップ:Delta S4J/S5J ×2●コントロール:ヴォリューム、バランサー、マスター・トーン(アクティヴ/パッシヴ切り替え)、ミドル・セレクター・スイッチ、トレブル、ミドル、ベース●プリアンプ:Sonitech S Preamp●ブリッジ:MR5S●価格:209,000円(MDM1300)、220,000円(MDM1305)

    MDM1000モデル

    用途を選ばないオールラウンダー

    MDM1000-PW(Pearl White)
    MDM1000-PW(Pearl White)
    MDM1005-MAM(Midnight Arctic Ocean Matte)
    MDM1005-MAM(Midnight Arctic Ocean Matte)

    MDM1000はアルダー・ボディにローステッド・メイプル・ネック、ローズウッド指板の組み合わせが特徴のモデル。トラディショナルなウッド・マテリアルを用いることで、幅広い音楽ジャンルでも使いやすく、汎用性の高いキャラクターを持っている。MDMシリーズ共通の専用設計のボディ・シェイプや優れた演奏性をサポートする24フレット仕様のネック・ジョイントを備える。

    ピックアップとプリアンプも他モデル同様で、Sonitech S PreampとHexa Mid Systemにより、3バンドに加えて6種類のミッド周波数帯域の選択が可能。ラインナップは写真の1000(4弦)、1005(5弦)、1006(6弦)。カラーは1000と1005がシックでクールなMAM(Midnight Arctic Ocean Matte)とPW(Pearl White)で、1006はPWがある。

    MDM1000シリーズのみ、クリア・ピックガードを装備する。
    暗転したステージでも視認できるよう、指板サイドのポジション・マークに蓄光素材を使用している。

    Specifications
    ●ボディ:アルダー●ネック:ローステッド・メイプル●指板:ローズウッド●ペグ:オリジナル“エアロライト”●スケール:34インチ●フレット:ミディアム(ステンレス)●フレット数:24●Delta S4J/S5J/S6J ×2●コントロール:ヴォリューム、バランサー、マスター・トーン(アクティヴ/パッシヴ切り替え)、ミドル・セレクター・スイッチ、トレブル、ミドル、ベース●プリアンプ:Sonitech S Preamp●ブリッジ:MR5S●価格:187,000円(MDM1000)、198,000円(MDM1005)、209,000円(MDM1006)

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