SPECIAL
坂本慎太郎 「物語のように」
この曲でベースをプレイするのは……
AYA
【Profile】
あや●19歳でベースを始める。2001年にOOIOOに加入。OOIOOは、1995年にボアダムスのYoshimiOを中心に結成された4人組の演奏集団で、1997年にポリスターからメジャー・デビュー。2022年時点で、最新作『nijimusi』(2019年)含む8枚のオリジナル・アルバムほかをリリースしている。AYAは近年、元ゆらゆら帝国の坂本慎太郎のソロ・プロジェクトにおけるサポート・ベーシストを務めており、2014年の『ナマで踊ろう』以降、ライヴやレコーディングに参加している。
◎Instagram
Photo:ONE PARK FESTIVAL
Q1:レコーディングで使用した機材について教えてください。
ベース:Gibson/EB-1、DI:RADIAL/JDI 、楽器から先はレコーディング・スタジオのプリアンプなどの組み合わせ。
Q2:Q1の機材(特にベース本体について)を選んだ理由を教えてください。
坂本さんの意向、ライヴ時と同じ機材を使用した。
Q3:この楽曲をデモなどで聴いたときの最初の印象は?
アタマから出てくるテーマの強度。
Q4:ベース・ラインはどのように発想しましたか?
ラインはデモどおり。6〜8拍目で、次の1拍目をたぐり寄せながら1にストンと落とすように。
Q5:アーティスト本人やプロデューサー、アレンジャーからは、ベース・プレイに対してどんなオーダーがありましたか?
ドラムとの一体感。軽さとミュート感。
Q6:レコーディングで、演奏する際に意識していたことはなんですか?
歌のグルーヴに乗り切る、楽しむ。
Q7:この曲のベース・プレイのどんなところに自分らしさが出ていると思いますか?
音色。
Q8:この曲に限らず、“セッション・ベーシスト”として大事にしている心構えはなんですか?
先人の膨大な音楽の探求によって自分の一音が生まれているということに集中していくと、エゴや緊張がほどけて楽曲と一体化しやすくなるように思います。