SPECIAL
UP
【本誌2月号連動】BM厳選! 創成期オルタナ/グランジ入門名盤 “⑨選”
- #Badmotorfinger
- #Bug
- #Dirt
- #GOO
- #Nevermind
- #Out of Time
- #R.E.M.
- #Siamese Dream
- #Surfer Rosa
- #Ten
- #アリス・イン・チェインズ
- #キム・ゴードン
- #キム・ディール
- #クリス・ノヴォセリック
- #サウンドガーデン
- #ジェフ・アメン
- #スマッシング・パンプキンズ
- #ソニック・ユース
- #ダーシー・レッキー
- #ダイナソーJr.
- #ニルヴァーナ
- #パール・ジャム
- #ピクシーズ
- #ベン・シェパード
- #マイク・スター
- #マイク・ミルズ
- #ルー・バーロウ
R.E.M.
『Out of Time』(1991年)
時代から一歩踏み出す飽くなき追求心
彼らの楽曲は直線的なイメージが強いが本作は非常に実験的なトラックが並んでおり、メロディカ、マンドリン、オルガンなど各メンバーがパート以外の楽器も演奏している。④⑥⑨ではマイク・ミルズがヴォーカルも務めており、ストレートな歌唱がアルバム全体の世界観の解像度を高めている。ファンク色の強いハネ感が気持ちいい①、メロに沿うようなベース・ラインの⑨など、ビル・ベリーとマイクのグルーヴが余すことなく感じられる。KRS-Oneや、B-52’sのケイト・ピアソンが参加するなど、すでに結成から10年以上のキャリアを積んだ彼らが音楽性を積極的にアップデートしようとする姿勢が見受けられる。(Jun Yokoe/PLASTICZOOMS)
◎リリース時のバンド・メンバー
【マイク・ミルズ(b)】マイケル・スタイプ(vo)、ピーター・バック(g)、ビル・ベリー(d)