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    辻村勇太(BLUE ENCOUNT)

    PROFILE
    つじむら・ゆうた●1988年6月20日生まれ、神奈川県出身。2004年に結成されたBLUE ENCOUNTに、サポート・メンバーを経て2008年に加入。2014年に『TIMELESS ROOKIE』でメジャー・デビューを果たす。2016年に開催された日本武道館公演のチケットが即日完売するほどの人気を集める。9月2日には映画『青くて痛くて脆い』の主題歌に起用されたシングル「ユメミグサ」をドロップ。2021年4月18日に横浜アリーナ公演を開催予定だ。
    Official HP

    Q1:もっとも影響を受けたベース・フレーズを1曲教えてください。

    「パワー」/マーカス・ミラー

    『M2~パワー・アンド・グレイス』収録/2001年

    0:03~
     冒頭のm7th和音からのサムアップ奏法は、最初に聴いたとき衝撃を受けました。自分の知ってるベースの音、速さではなくてベースに対しての概念も変わった曲です。
     まずシェイカーやドラムのリズム、グルーヴが16分でスネアが3拍目に入るというR&Bやヒップホップの王道なリズムがすごいクールで好きです。そこに対してマーカスのベース・ラインは16分・8分・4分といろんな音符を駆使することによって緩急をつけてるんだ!って理解できたときは感動しました。
     メイン・メロディのセクションもかなりキャッチャーで歌ってるかのようなニュアンスで弾いていて耳が飽きない一曲です。

    Q2:選んだ曲からの影響が表われた、自身が演奏する曲を教えてください。

    「MEMENTO」/BLUE ENCOUNT

    『TIMELESS ROOKIE』収録/2014年

     イントロはサムアップからのプル→サムアップからの和音のコンビネーションをしています。
     よくスラップ奏法で親指は上向き下向きと分ける方も多いと思いますが、この曲は腕の位置を変えて両方使っています。

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