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【第12回】ウラをオモテにする裏ワザ〜タンタカタン③  石村順の低音よろず相談所 〜Jun’s Bass Clinic〜

  • Text:Jun Ishimura

【第12回】ウラをオモテにする裏ワザ〜タンタカタン③

全ミュージシャン必見のウラが簡単になる裏技、ポリリズム・シリーズ第3弾!

お待たせしました、今回はベースでやってみましょう!

◎講師:石村順
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BASS MAGAZINE Web『石村順の低音よろず相談所 ~Jun’s Bass Clinic~』。

第12回目のテーマは「ウラをオモテにする裏技 パート3 ベース編」です。

ウラがオモテになる裏技“タンタカタン=3拍2連=2拍3連”、前回は2種類のリズムを乗り換えるタイム・チェンジをやりました。

もう自動的にできるようになりましたか? まだの人は本連載第10回のパート1【第11回】のパート2の動画を見て練習してください!

ということで、お待たせしました! ようやくベースの登場です。

“タンタカタン”がどういう感じかは理解してきたと思うので、それをベースに置き換えます。しかし、ベースを普通に弾く場合、ドラムやピアノみたいに左右の手で異なるリズムを出すことはできないですよね。タッピングなどのテクニックを使えばできなくはないですが、今回は普通の弾き方でアプローチします。

今まで両手でやってきたパターンの右手のパートはクリックで鳴らして、左手のパートをベースで弾きます。

今回のゴールは、これを安定して弾くことです。ここからは、7つのステップでそのゴールを目指します。クリックをやりやすいテンポで鳴らして、指弾きなら1フィンガー、ピック弾きならダウン・ピッキング、スラップならサムピングだけでやります。どの音でもいいです。どのステップも最低5分以上は続けます。また、どのステップもゆっくりから始めて、段階的に速くしていきます。

STEP 1:譜面3(a)

両手でやっていた“タンタカタン”をひとつにまとめたものを弾きます。

STEP 2譜面3(b)

(b)は(a)の2拍ウラから3拍オモテをつなげたフレーズです。3拍目のタンは弾きませんが、弾いているつもりでやります。

STEP 3譜面3(a)と(b)

(a)と(b)を交互に弾きます。(b)を弾くときも(a)のフレーズを感じならが弾きましょう。

STEP 4譜面3(c)

(c)は最初のタ、そしてカのところで弾きます。2拍目オモテは弾きませんが、(b)のように弾いているつもりでやります。

STEP 5譜面3(b)と(c)

(b)と(c)を交互に弾きます。(c)を弾くときに(b)のフレーズを感じながらやります。

STEP 6譜面4(a)と(c) 

(a)が、前回まで両手でやってきた“タンタカタン”の右手のパターンです。そして、さっきやった(c)、これが左手のパターンです。この(a)と(c)を交互に弾きます。両手でやっていた“タンタカタン”を思い出しながら弾いてください。

STEP 7譜面4(a)と(c)

慣れたら(c)だけをやります。リズムが崩れそうになったときだけ(a)を挟んで、持ち直したら(c)に戻ります。

この(c)の付点4分音符、つまり1拍半の長さは、8分音符3つ分です。この長さを、頭と感覚と体でしっかり理解してください。ウラを攻略するためにはとても大事です。

ということで、今回はここまでです。

次回に向けて、しっかり練習しておいてください。

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石村順でした!

◎Profile
いしむらじゅん●元LOVE CIRCUS、元NEW PONTA BOX。日食なつこ、ポルノグラフィティ、東京エスムジカ、K、JUJU、すみれ、大江千里、松山千春、宇崎竜童、石川ひとみ、種ともこ、近藤房之助、豊永利行、Machico、紘毅、城南海、西田あい、つるの剛士、SUIKA、Le Velvets、葡萄畑など、多数のライブや録音に参加している。ロングセラー『ベーシストのリズム感向上メカニズム グルーヴを鍛える10のコンセプトとトレーニング』の著者。Aloha Bass Coachingではベース・レッスンのほか全楽器対象のリズム・レッスンを行なっている。

◎Information
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