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【第119回】5フレット以下のエリアの音を全部覚えるエクササイズ 第2弾  石村順の低音よろず相談所 〜Jun’s Bass Clinic〜

  • Text:Jun Ishimura

5フレット以下のエリアの音を全部覚えるエクササイズ 第2弾!

前回の続きで、“開放弦から5フレットまでのエリア”の音を覚えよう、しかもただ丸暗記するよりも音と音を関係づけて覚えようということで、前回は12のメジャー・キーのうちEメジャーからAメジャーまで練習しました。今回は残り6つのキー、B♭メジャーからE♭メジャーを練習します。

今回の練習の三つのルールをおさらいしておきましょう。

① トニックの音から始めてトニックで終わる。トニック=そのキーの1度です。 (例)CのキーのトニックはC
② 5フレットまでのエリアで一番高い音まで行ったら折り返して下行し、一番低い音まで行ったら折り返してトニックまで上行する。
③ 開放弦が使える音は開放弦を使う。 

時間の関係で動画ではそれぞれ2回ずつしか繰り返してませんが、実際はひとつのキーをもっとたくさん繰り返してください。 指板状の音を覚えることがエクササイズの目的なので、ただひたすら指を動かすのではなく、今弾いているキー、音名、度数などを意識しながら練習するのがポイントです。

石村順でした! 

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石村順
◎Profile
いしむらじゅん●元LOVE CIRCUS、元NEW PONTA BOX。日食なつこ、ポルノグラフィティ、東京エスムジカ、K、JUJU、すみれ、大江千里、松山千春、宇崎竜童、石川ひとみ、種ともこ、近藤房之助、豊永利行、Machico、紘毅、城南海、西田あい、つるの剛士、SUIKA、Le Velvets、葡萄畑など、多数のライブや録音に参加している。ロングセラー『ベーシストのリズム感向上メカニズム グルーヴを鍛える10のコンセプトとトレーニング』の著者。Aloha Bass Coachingではベース・レッスンのほか全楽器対象のリズム・レッスンを行なっている。

◎Information
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