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【BOSS】WAZA-AIR BASS

過去にない臨場感を実現したワイアレス・ヘッドフォン型アンプ

ボスの最高峰プロダクトに付けられる“WAZA”の名を冠し、完全ワイアレス設計のヘッドフォン・ギター・アンプとして2019年に発表されたWAZA-AIR。ボス独自の立体音響テクノロジーにより、実際に目の前でアンプ・キャビネットを鳴らしているかのような音場をリアルに再現することで圧倒的没入感を実現した同製品は、たちまち大ヒットを記録した。そのWAZA-AIRの発売当初からベース用製品の登場を期待する声も多かったが、この度、ついにWAZA-AIR BASSが発表された。

ベース・アンプのタイプは、クリーンでパンチの効いたモダンなサウンドからヴィンテージ真空管アンプをドライブさせたサウンドまで5種類を搭載。エフェクトは、コンプレッサー、オーバードライブ、EQ、タッチ・ワウ、ベース・シンセといったベーシスト御用達のもののほか、モジュレーションや空間系、リングモジュレーターなど幅広く用意されており、専用アプリのBOSS TONE STUDIO(iOS/Android対応)でサウンドのカスタマイズを行ない、6つまで本体メモリーに保存が可能だ。

また、BOSS TONE STUDIOで10種類のアコースティック・ドラムのパターンや32のバリエーションを揃えたメトロノームを設定することもできるので、リズム練習や仮想セッションも手軽に行なうことができるのも嬉しいポイントだ。

過去にない臨場感を得られるアンビエンスの設定は、スタジオでアンプを鳴らしているかのような部屋鳴り感のサラウンド・モード、現実の空間と同じようにプレイヤーの頭の動きに合わせて立体的かつリアルな定位で鳴るスタティック・モード、ステージ上で演奏しているかのように背後からアンプやBluetoothで再生されたオーディオ音源、リズム・パターンが聴こえてくるステージ・モードが選択でき、ケーブル不要の完全ワイアレス仕様も相まって、自宅でのベース演奏のクオリティを格段に上げてくれるだろう。

深みのあるブラック・クローム・メッキ仕上げの堅牢なヘッドフォンは、カスタム設計の大型50 mmドライバーを搭載。フィット感の高いイヤー・パッドと幅の広いヘッド・バンドは、長時間の演奏でも疲れを感じにくい。もちろん、ベース練習だけでなく、普段の音楽鑑賞用としても高品位なサウンドを提供する。

本体は最大5時間、付属のWL-Tトランスミッターは最大12時間の連続使用が可能。電源が入った状態で長時間使用がなければ自動的にスタンバイ・モードになり、スタンバイ状態でベースを手に取るとトランスミッターが振動を感知して本体も連動して再起動と、手軽に扱うことができる。コンパクトに折りたたむことができるのも嬉しく、ヘッドフォン、トランスミッター、USB 充電ケーブルを収納可能な専用ケースCB-WZ-AIRも別売で用意されている。

発売は2021年10月を予定。価格はオープン・プライス(市場実勢価格は49,500円前後)となっている。

  • BOSS/WAZA-AIR BASS

Specifications

WAZA-AIR BASS
●型式:ボス独自方式によるデジタル・ワイアレス(2.4GHz)、Bluetooth 一体型ヘッドフォン(オーバーイヤー)●ドライバー:φ50mmドライバー●充電時間:約3時間●連続動作時間:約5時間●接続端子:トランスミッター・イン、チャージ(USB マイクロBタイプ)●電源:充電式リチウム・イオン電池、チャージ(DC IN 5V)端子より取得●質量:320g ※充電には市販のUSB ACアダプター(5V、0.5A以上)が必要。

WL-T(トランスミッター)
●充電時間:約3時間●連続使用時間:約12時間●接続端子:インプット、チャージ(USB マイクロBタイプ)●電源:充電式リチウム・イオン電池、チャージ(DC IN 5V)端子より取得●外形寸法:87(W)×22(D)×36(H)mm●質量:43g

【価格】オープンプライス(市場実勢価格49,500円前後)

お問い合わせ:ローランドお客様相談センター TEL:050-3101-2555  メーカー・サイト