GEAR
UP
DIボックス 6モデル徹底検証【IKUO × Hiro(STUDIO PRISONER)】
- #AVALON DESIGN
- #DIRECT BOX ACTIVE
- #DM3
- #Hiro
- #IKUO
- #NEW OLD D.I.+
- #RNDI
- #RUPERT NEVE DESIGNS
- #SE ELECTRONICS
- #SIGNALFORM ORGANIZER
- #TRIAL
- #U5 SILVER
- #Umbrella Company
- #WARM AUDIO
- Photo:Hiroki Obara
- Equipments Explanation:Makoto Kawabe
最新モデルから気鋭の注目モデルまで!
DIボックス6機種の実力を徹底検証
宅録が広く普及し、ある種一般化した昨今、あなたはDIボックスに対してどのような見解を持っているだろうか? “宅録では使用しない”という選択肢を持つ人も少なくないかもしれないが、DIを正しく使用することで、ベース・サウンドのクオリティを何段階も引き上げられることをここに提唱する。本特集では、市場に流通するDIボックスのなかから6モデルを厳選。国内最高峰のテクニックとともに深い機材知識を有するベーシストIKUO、そして数多くのトップ・アーティストのレコーディングを手がけるSTUDIO PRISONERのエンジニアHiroを迎え、両者による対談形式にて各機種の実力を検証していく。プレイヤー/エンジニアの各目線で繰り広げられる白熱した批評は、必ずやプレイヤー読者のDI選びのヒントとなるはずだ。また各製品ページには、STUDIO PRISONERで録音されたIKUOによるサウンド・チェック音源も付属しているので、実際のサウンドからも各モデルの個性を見出してほしい。
・ ・ ・
製品画像をクリックすると各ページに移動します。
レビュー/レコーディング・ベース
IKUOがレビューとサウンド・チェック音源のレコーディングで使用したベースは、ESP製のシグネイチャー・モデルAMAZE-5-190。ボディはトップ材がフレイム・メイプル、バック材がアルダー、ネックがローステッド・メイプル、指板がリッチライトというマテリアルで構成された34インチの5弦モデルで、ピックアップはESP Custom Lab製のオリジナル・モデルを2基マウントする。アクティヴ・タイプのモデルではあるが、今回はレビュー/録音ともにすべてパッシヴの状態で実施している。
サウンド・チェック音源の録音環境に関して
サウンド・チェック音源の録音には、STUDIO PRISONERの機材を使用している。入力経路は、ベース本体からACOUSTIC REVIVE製のシールドGB-TripleC-FMを経由して各種DIへ入力。DI以降は、API製3124+(マイク・プリアンプ)でファンタム電源を取り、Antelope Audio製Orion 32 HD | Gen3(AD/DAコンバーター)からPreSonus製Studio One(DAWソフト)へと入り、48KHz24bitでレコーディングしている。なおベース・サウンドには、イコライザー/コンプレッサーは、ともにかけられていない。
Profile
本記事は、4月18日発売ベース・マガジン2024年5月号【SPRING】掲載の特集『現代ベーシストの必須ギア DIボックス最前線』の一部を再構成したものです。
その他同特集では、初心者に向けたDIの基礎知識解説のほか、DIに深いこだわりを持つプロ・ベーシスト4名に、自身のDI事情ならびにベーシストにおけるDIの重要性を語ってもらったアンケート企画を掲載しています。
また同号では、新井和輝(King Gnu)を表紙に迎え、各視点から総力特集しているほか、メロディック・パンクのベースをフィーチャーした特別企画、ベーシストIKKEを講師に迎えたスカ・ベースの奏法特集など、さまざまな記事を掲載しています。ぜひチェックしてみてください!