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    フリー独占インタビュー :ベースとトランペットで描いたソロ作『Honora』の全貌

    • Interview: Kei Tsujii (Bass Magazine)
    • Interpretation: Tommy Morley

    2026年3月、フリーが自分名義のソロ・アルバムをリリースした。その名は『Honora』(オノラ)。

    還暦を超えてなお衰えぬチャレンジ精神、ベースのみならずトランペットも自ら演奏、ルーツであるジャズの色彩を色濃く反映したその音像──これは彼がいまだ音楽への飽くなき探究心と、燃え盛る情熱を抱き続けていることの証左といえるだろう。本誌2026年5月号ではレッド・ホット・チリ・ペッパーズで見せる顔とは異なる、アーティストとしての新たな一面を刻印したこの意欲作を起点に“最新モード”のフリーを大特集している。

    まずは、なぜ今、初となるソロ・アルバムを作るに至ったか、またどんな作品像を描いていたのか。それをフリー本人に尋ねなければならない。今回、本作のプロモーション来日した際に、本人への対面インタビューが実現し、都内某所にセッティングされた取材場所にてフリーに対面。

    終始とてもフレンドリーだった彼は、『Honora』の制作エピソードや、そこに描いた音像、一緒に音を紡いだメンバーについてなど、作品が完成するまでの過程を真摯に語ってくれた。

    今やらなければ、もうやる機会もないだろう

    ベース・マガジン2026年5月号 フリーインタビュー

     おいおい、俺を表紙にしてくれたことがあるのかい?

    (付録小冊子のアンソニー・ジャクソンを見て)おお、アンソニー・ジャクソン。神のご加護がありますように——。

     OKだ!

     遡ると本当に遥か昔の話になると思う。俺は11歳でトランペットを始め、この楽器を心の底から愛していた。フレディ・ハバード、クリフォード・ブラウン、ファッツ・ナヴァロ、マイルス・デイヴィスといった、偉大なトランペット・プレイヤーたちが大好きだったんだ。特に40〜60年代のビバップは大好きだったね。ただ、ハイスクールの頃からベースを弾き始め、それに伴いトランペットから離れてしまった。ロック・バンドに参加し、その流れでレッド・ホット・チリ・ペッパーズを始めたら、それが俺の人生を支配し、今では40年以上ずっとこのバンドにいる。

    • INTERVIEW - フリー(2026年5月号)

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