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プレイヤーの発想を駆り立てる次世代型フロア・モデラー | Blackstar/ID:X FLOOR ONE【新製品レビュー】
- Photo:Masao Sekigawa
- Text:Makoto Kawabe
編集部注目の新製品をご紹介する「NEW PRODUCTS REVIEW」。
今回レビューするのはこちら!
Blackstar/ID:X FLOOR ONE
プレイヤーの発想を駆り立てる次世代型フロア・モデラー


POINT
ID:X Floorシリーズのなかで最もシンプルでコンパクトなDSPモデラ―。コンポーネント(部品)レベルのモデリング技術でリアルなアンプ・サウンドを再現し、ベース・アンプ3種を含む18種類のアンプ・ボイスのほか、エフェクト35種以上、IRベースのCabRigなどを搭載。さまざまなシチュエーションで活用できるアイテムだ。
REVIEW
ギター・アンプやエフェクターでお馴染みのブラックスターによるDSPモデラー、いわゆるアンプ・シミュレーターだ。実在するアンプを部品レベルで解析、モデリングしてリアルな音色を再現するもので、ベース・アンプのボイスを選択した場合はパワー・アンプ・セクションにLENEAR/6550/6L6といった真空管などの各コンポーネントを用いた際の音色変化を表現してくれる。
本機には6択のVOICEノブと3択のVOICEボタンがあり、これらの組み合わせによる計18種類のボイスが選択できる。このうちAmp1とAmp2で選択できる12種類はギター・アンプで、AC/BASSを選択した際の左VOICEノブの上3つがアコースティック系のモデリング、下3つがCLASSIC/MODERN/FLATと名付けられたベース・アンプだ。ボイスを選択したらパネル上側に並ぶノブを操作して音作りをしよう。
ベース・アンプのボイスを選択している場合にはISFがミドルのFREQとなり、セミ・パラメトリック3バンドEQとして機能する。CabRigはいわゆるキャビネット・シミュレーターで、ベース・アンプのボイスではUnity Elite 210CとUnity Elite 410Cの2種類があり、それぞれ部屋の大きさや響き具合も選択できる。ベース用プリセットは29-1から31-3まで計9種類用意されており、どれも濃いめのエフェクトで派手な演出という印象。マニュアルを熟読しつつ、PCに接続して大きな画面でじっくり取り組めば本格的なベースの音作りができそうだが、ギター用のプリセットを直感的に選んで純粋に歪みエフェクターとして活用してもおもしろそうだ。
Blackstar/ID:X FLOOR ONE
【スペック】
●ベース・アンプ・モデル:3種類
●エフェクト数:35種類以上
●パッチ数:99
●フットスイッチ数:3
●入出力端子:インプット、アンプ・アウト、USBイン、ライン/ヘッドフォン・アウト、XLRアウト×2、ライン・イン/ストリーミング、MIDIイン
●外形寸法:215(W)×155(D)×68(H)mm
●重量:1.33kg
【価格】
37,400円(税込)
【問い合わせ】
ルグお客様相談窓口 ◎https://korg.com/support_j/
※本記事はベース・マガジン2026年5月号の「New Products Review」から転載したものです。
※価格は本誌掲載時のものです。


