新鮮なルックスでハード・サウンドにも対応した
日本製の新シリーズが登場

近年、そのクオリティがますます高まっていることで評価の高いフェンダーの日本製モデルに、新たなシリーズが加わった。“MADE IN JAPAN ELEMENTAL”シリーズは、流線形のボディ・シェイプに本器のためのオリジナル・デザイン・ピックガードと2基のハムバッキング・ピックアップを搭載し、パワフルでナチュラルかつペダルとの相性もいいクリーン・トーンを実現したもので、ベースはジャズ・ベース・モデルの“Made in Japan Elemental Jazz Bass”（170,500円／税込）がラインナップしている。

独特の流線型アーチ形状のボディはアルダーで、モダン“C”から“D”のコンパウンド・ラジアスのネックはメイプル、12インチ・ラジアスで21のミディアム・ジャンボ・フレットを備えた指板はローズウッドという材構成。

ピックアップはモダン・モディファイド・ハムバッキングを2基搭載し、ブースト作用するトレブルとベースのコントロールを備えている。そのほかコントロールはマスター・ヴォリュームとバランサーという構成で、マスター・ヴォリュームのノブはアクティヴ／パッシヴの切り替えスイッチを兼ねている。

ブリッジは4サドルのハイマス・タイプでサステインも良好。弦の表通しにも裏通しにも対応し、好みのテンション感を選べるのも嬉しい。ジョイントは左右非対称の5点止めボルトオンで、ヒール・カット処理が施されている。

カラーは、“Element”の構成要素である“水”から雪雲をモチーフとしたニムバス・ホワイトと、“地”から鉱石をモチーフとしたストーン・ブラックの2色で、いずれもサテン仕上げとなっている。なお、本製品は2022年数量限定製品となり、今後、“Element”にふさわしい限定カラーも発売予定とのことだ。