独自のディレイ・サウンドと
出力ビット数を調整可能にした新たなディレイ・ペダル

高品位なオリジナル・エフェクター及び関連機器を生み出し続けるフリーザトーンより、コンパクトながら複数のフィルターを備え、幅広いディレイ・サウンドの再現を可能にする“COSMIC WAVE CW-1Y”が発表された。

本機は、COSMIC FILTER、BANDPASS FILTER、3 BAND EQ、TONEという4つのフィルターを内蔵し、それらを同時にかけることが可能なデジタル・ディレイ。なかでも独自に開発されたCOSMIC FILTERは宇宙空間を想像させるようなディレイ・サウンドを作り出し、トーン・フィルターによって、音色を調整することが可能だ。さらに、よりなめらかなリバース・サウンドを実現する新開発のリバース・ディレイも搭載している。

ディレイ・タイムはツマミでmsec（ミリ秒）もしくはBPMで調整することができるほか、フットスイッチでタップ入力も可能。ライヴなどでリアルタイムでの調整も容易だ。また、各パラメーターが数値によって表示される小型ディスプレイを備えているので、設定が視覚的にわかるのも非常に有用だ。

そうして作り出したディレイ・サウンドの出力ビット数を8〜24ビットまで1ビット単位で調整できる機能が搭載されていることも注目ポイント。これによって、24ビットのなめらかなでハイファイなサウンドから、1980〜90年代に一世を風靡したデジタル・ディレイのニュアンス、ビット・クラッシャー・エフェクトをかけたようなローファイなサウンドまでさまざまなディレイ・サウンドの表現が可能だ。調整した各パラメータは128パターンまでユーザー・プリセットとして記憶することができ（ファクトリー・プリセットは11を収録）、フットスイッチで2種のプリセットを切り替えることができる。

そのほか、キル・ドライ、トレイル・オン／オフ、ディレイの位相反転、フィードバック・レベル制限の機能を持ち、エクスプレッション・イン端子やMIDIイン端子により外部からのコントロールも可能と、コンパクトな筐体に多彩な機能が凝縮されている。

価格は38,500円（税込）。現在予約受付中で、2022年9月21日（水）より全国の楽器店にて販売が開始される。