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【BOSS】DUAL CUBE BASS LX

多様な場面で効果を発揮する、多機能ミニ・アンプ

1980年代の誕生以降、高品位なサウンドと多彩な機能を凝縮したミニ・アンプとして人気を博してきたローランドの“CUBEアンプ・シリーズ”。今回ボスより登場した“DUAL CUBE BASS LX”は、歴代CUBEアンプ・シリーズに受け継がれてきたコンセプトをベースに、現代のベーシストに求められるワンランク上のサウンドと、ベース・ライフを充実させる機能を備えた新感覚のベース・アンプだ。

本機は、電池駆動も可能な幅341mm×奥行205mm×高さ261mmのスリムな筐体に、5インチのカスタム・スピーカーを2基搭載。小型ながら音の輪郭だけでなく、ファットな低域も的確に再現してくれる。アンプ・タイプはキャラクターの異なる5種類(SUPER FLAT/FLAT/VINTAGE/MODERN/ROCK)を内蔵。また、ベース用にチューニングされたコンプレッサー/ドライブ・エフェクトも搭載し、色づけのない素直な音から、ウォームで指弾きに最適なヴィンテージ・トーン、モダンなドライブ・サウンドまで、演奏スタイルに応じた音作りが可能だ。さらに最大2系統を同時使用できる、コーラス、フランジャー、タッチ・ワウ、ディレイ、リヴァーブといったエフェクトも内蔵しており、各アンプ・タイプと組み合わせてそれぞれ3つまで設定を保存できるほか、専用エディター(Windows/Mac両対応)を使用することでさらに細かくエフェクトを設定できる。

加えて、合計9種類(メトロノームのほか、ロックやポップス、ラテン、ジャズなどのドラム・キット)のリズム音色を有するリズム・マシン機能、AUX INやオプションのBT-DUAL経由でモバイル・デバイスの楽曲を再生しながらのセッションも可能で、自宅練習がよりいっそう充実したものになるだろう。またPHONES/REC OUT端子は、マイク付きのヘッドホン接続にも対応しており、USBのループ・バック機能を使用することで、再生楽曲とベース・サウンドを一緒に PCへ出力できるため、生配信や自宅レコーディングの際にも効果を発揮する。

その他、オプションのBT-DUALを使用すれば、スマートフォンやタブレットから iOS/Android用エディターを用いた遠隔での音色調節のほか、Bluetoothでのオーディオ再生も可能。EV-1-WL Wireless MIDI Expression Pedalやフット・スイッチ(FS-6/FS-7)を接続することで、ワイアレスでのヴォリューム/ワウ・ペダルの操作のほか、ルーパー機能、内蔵リズムのスタート/ストップ、BPM設定を足下でコントロールできる。

価格はオープンプライス(市場想定売価46,200円前後/税込)で、発売は2022年11月を予定している。CUBEアンプ・シリーズのユーザーはもちろん、あらゆる場面でのプレイを一台で網羅したいプレイヤーにぴったりのモデルだろう。

  • BOSS/DUAL CUBE BASS LX

Specifications

●出力:10W●スピーカー:5インチ・カスタム・スピーカー×2●コントロール:ベース、ミドル、トレブル、エフェクツ、ディレイ/リヴァーブ、コンプ/ドライブ、アンプ・タイプ、ゲイン、ヴォリューム、パターン、ヴォリューム、マスター、マイク・ヴォリューム、パワー、ドライブ・スイッチ、メモリー・スイッチ、スタート/ストップ・スイッチ、タップ・テンポ・スイッチ、バリエーション・スイッチ、ループバック・スイッチ(USB)、ループバック・スイッチ(i-CUBE LINK/AUXイン)●入出力端子:インプット、フォンズ/レック・アウト、DCイン、USBイン、フット・スイッチ・イン、ライン・アウト、i-CUBE LINK/AUXイン●外形寸法:341(W)×205(D)×261(H)mm●重量:4.4kg

【価格】オープンプライス(市場想定売価46,200円前後/税込)


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