個別にも同時にも。2チャンネルを備えたディストーション。

　エレクトリック・ベースのリーディング・カンパニーであるフェンダーは、近年エフェクト・ペダルにも力を注いでいる。新たにベース用エフェクターとしてラインナップされたTRAPPER BASS DISTORTIONは、独立した2種類の回路を備えたディストーションだ。

　メイン・ディストーション・チャンネルは“Distortion 2”で、原音と歪みトーンをブレンドするクロスオーバー・ブレンド・サーキットを備え、ロー・パス・フィルターの周波数帯とクリーン・シグナルの音量はフリケンシーとサブ・レベル・コントロールでそれぞれ調整する。一方の“Distortion 1”は“ソロ・ディストーション・チャンネル”で、よりアグレッシブなサウンドを実現。両チャンネルに個別のゲイン、トーン、レベルのコントロールが設置されている。それぞれのチャンネルは個別にはもちろん、同時に使用することも可能だ。

　筐体には耐久性に優れたアルマイトを採用。暗いステージ上でも視認性の高いLED（オン／オフの切り替えが可能）をコントロール・ノブに内蔵するなど、実用的な仕様も盛り込まれている。

　価格は18,000円（税抜）。