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視覚で学ぶ! プロ・ベーシストのグラフィックEQ
Mutsumi
Profile
むつみ●1997年8月19日生まれ、岡山県出身。自身のYouTubeチャンネルやSNSにて発信したテクニカルなベース・プレイがきっかけとなり注目を浴びる。また、ラウド・ロックとEDMを融合させたプロジェクト=MAD P.O.Pでも活動しており、ベースに加え作曲も担当している。知名度が上がった今もなお、顔を表に出さずに活動しているため、謎多き存在ではあるものの、間違いなく今最も注目を集める若手ベーシストのひとりである。
◎Twitter
Q1:素のライン音の状態から、パラグラフィックEQのみを使って、自身が普段行なう奏法における理想のEQカーブを作成してください。
Q2:使用したプラグインの名前を教えてください。
steinberg studioeq
Q3:EQカーブ作成の際に用いたベースのモデル名は?
ATELIER Z Beta-6custom
Q4:作成したEQカーブのポイントを奏法ごとに教えてください。
●指弾き
ATELIER Zのベースは高音域がとても気持ち良く出てくれるのでそこはフラットに。ローとロー・ミッドがしっかり出ている音が好きなので、80Hzと220Hzあたりをブーストしています。10kHz以上の高音はカットしています。
●スラップ
ローは指弾きと同様で少しブーストしています。ATELIER Zのパキッとした帯域が2.8kHzあたりにあるので、そこを際立たせるためにブーストしています。10kHz以上は指弾きと同様でカットです。
●ピック弾き
ガリガリとした高音が出やすい奏法なので、耳障りにならないよう2.8kHzあたりをカットしています。これでアタック感が出つつ高音が目立ちすぎない音になっています。ローとハイは指弾き、スラップと同様です。