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Matsumoto’s Effects
ボード外右上から時計回りに、イーブンタイドH9 Max(モジュレーション)、フェンダー・ブレンダー(オクターヴ・ファズ)、ORIGIN EFFECTS Cali76 TX(コンプレッサー)、ORBの電源タップ。ボード内は、右から、エバ電子SSPH-HG-2(上/サウンド・スタビライザー)、ストライモンOB.1(下/コンプレッサー)、ピーターソンStomp Classic(上/チューナー)、フルトーンOCD V2 (下/オーバードライブ)、カスタムメイドのパワー・サプライ(上)、エバ電子GERMASOUND OVERDRIVE(中/オーバードライブ)、エバ電子Sound Mixer “SMX-1”(下/ブレンダー)、カスタムメイドの電源(上)、エレクトロ・ハーモニックス KEY9(中/ピアノ・マシン)、ダークグラスエレクトロニクスMicrotubes B7K Ultra(下/プリアンプ)、ストライモンBRIGADIER(ディレイ)。なお、BRIGADIER左のフットスイッチはプリセット切り替え用。
接続順は、ブレンダー→H9 Max→Cali76 TX→SSPH-HG-2→Stomp Classic→OB.1→OCD V2→Sound Mixer “SMX-1”→Microtubes B7K Ultra→KEY9→BRIGADIERで、Sound Mixer “SMX-1”にはGERMASOUND OVERDRIVEがループされている。これについては、“OCDは直列でつないでもダークグラスの音と乖離もなく攻撃的で芯のある音が出てくれるんです。でもエバ電子のほうは原音がなくなるレベルの持ち上がり方をしてしまうので(笑)”との理由がある。
以前はH9 Maxとブレンダーへの信号とメインのボードへの信号を切り替えるエバ電子製のABボックスを設置していた。現在、より小型のものをエバ電子で製作中だ。“現状、H9 Maxとブレンダーは1曲でしか使わないので、ボードの外に置いてあります(笑)。あと、先頭に置かないとインピーダンスが合わずに音色が変わっちゃうんです。インピーダンスと位相は確実に合わせないとダメなので、そこはエバ電子の方と密にミーティングしながらボードを作り上げました”と話していた。
また、歪みエフェクトではないが気になるのが、エレクトロ・ハーモニックス KEY9(ピアノ・マシン)とストライモンBRIGADIER(ディレイ)。これについては『LITMUS』の「水槽のフール」と「ice melt」で使用。「ice melt」は後半でリード的なフレーズが鳴っており、“ソロっぽいような、Cメロで遠くで鳴っているような音ですね。ダブルじゃないけど、ちょっと重なるような音とストライモンのディレイでフワ〜っとさせている感じ。オルガンっぽい感じがカッコいいかなって。歪ませるっていう感じじゃなかったんですよね”とのこと。
◎Profile
まつもと・しゅんすけ●2月23日生まれ、兵庫県出身。中学でベースを始める。Cö shu Nieは2011年に松本と中村未来(vo,g,k)を中心に結成。コンテスト/オーディション・イベントにも積極的に参加し、2015年にはサマーソニック2015にも出演する。2018年1月から現在の編成となり、同年6月にTVアニメ『東京喰種トーキョーグール:re』の主題歌となった「asphyxia」でメジャー・デビューを果たす。2019年12月に1stアルバム『PURE』をリリースし、2020年11月11日にミニ・アルバム『LITMUS』を発表する。
Cö shu Nie
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松本駿介
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