BASSIST FILES
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BASSIST FILE-村田隆行 (ムラタ・タカユキ)
- The Choppers Revolution
- I.T.R
- SOLBAND
- Little TMAS
- SESSION
10代の頃よりR&B、ファンク、フュージョン、ロックなどの音楽に憧れギターを始めるがベースに転向。ニューヨークで活躍するギタリスト、ハイラム・ブロックとのセッションをきっかけに上京し、小比類巻かほる、日野皓正、高橋みなみ、梁邦彦、KIYO☆SEN、今市隆二(三代目J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE)などジャンルにとらわれないライヴ・サポートやレコーディングのセッション・ワークをこなす。また、ベーシストの日野"JINO"賢二、SAX奏者の小林香織、トランペット奏者の村田千紘、吉田仁美、久我陽子、アニメ『ツキウタ。』など、アーティスト・プロデュースや編曲/トラック制作、楽曲提供も行なっている。定期的に自身のリーダー・ライヴやセッション活動を行ない、さまざまなジャンルのミュージシャンとのコラボレーションを実現。さらに、ラリー・グラハムやチャック・レイニー、マーカス・ミラーなどワールドクラスのベーシストとも深く交流し共演も果たす。鳴瀬喜博、IKUO、村田という3人のベーシストによるユニットThe Choppers Revolutionで『チョパレボ!!!』(2012年)と『3B』(2016年)、IKUOと結成したI.T.Rでは『Bass Life Goes On』(2021年)を発表。2021年7月には1stソロ・アルバム『The Smiling Music』をリリースした。
Q1:ベースを始めたきっかけと年齢を教えてください。
中学生の頃、父が買ってくれたギターをきっかけに同級生などとバンドをやっていたのですが、カシオペアの鳴瀬喜博さんや、当時民放TVで流れていた国内外のジャズ・フェスティバルの映像などを観ては、なんとなく早い段階から“僕はベースの方が好きかも……と思い続けていました(笑)。そして23歳の頃に思い切ってベースに転向しました。
Q2:自身の代表作を3作挙げてください。(楽曲またはアルバム名、アーティスト/バンド名)
『The Smiling Music』村田隆行
『3B』The Choppers Revolution
『Bass Life Goes On』I.T.R
Q3:好きなベーシストのベスト5を教えてください。(5人に満たなくても構いません)
・鳴瀬喜博
・IKUO
・日野”JINO”賢二
・マーカス・ミラー
・ラリー・グラハム
Q4:ベーシストとして活動するうえでの座右の銘を教えてください。
『継続は力なり』
Q5:音楽以外の趣味、興味のあることはなんですか?
また、それらは自身の音楽にどのような影響を与えていますか?
“オークションサイトや中古ショップ探索”
昔のベースや中古楽器を探すのが大好きでして、楽器好きのおかげでTauRam社のベースの開発など、ベース製作の監修までさせてもらえるようになりました。
Q6:人生に大きく影響を与えた本や漫画、映画は?
『パタリロ!』『じゃりン子チエ』『コブラ』『初期ガンダム』『必殺シリーズ』『バック・トゥ・ザ・フューチャー』『マトリックス』などなど……。
Q7:あなたにとっての“夢の舞台”を教えてください。(※経験した公演でも構いません)
これまでなんとか音楽活動を辞めないでこれたおかげで、憧れのミュージシャンと共演させてもらう経験をもらえました。
しかし個人的に、まだまだ悔いの残る演奏しかできていません。
大好きなスーパーミュージシャンたちと満足のいく演奏ができた時が、僕にとっての“夢の舞台”を経験できたことになるような気がします。
……一生無理な気もしますが(笑)。
BASS
TAURAM /Muratto Bass
ERNIE BALL MUSIC MAN/StingRay Special
MUSICMAN/StingRay(1979年製)
Warwick/Streamer LX "TAMA" (村田シグネチャー・モデル)
Warwick/Streamer CV5 (村田シグネチャー・モデル)
Fender/1978&1974年製P-JJ改造ベース
Fender/Jazz Bass (1978年製)
Fender/Precision Bass (1978年製)
SPECIFICATIONS
【村田隆行より】
・TAURAMベースは、僕が開発から参加している新しいブランドでして、低価格帯(10万円前後を予定)ながらベース本来の“鳴る”楽器の楽しさをテーマに生まれたベースです。P-BassスタイルのボディとJJタイプのピックアップのコンビネーションにより、タイトながらも野太い低域が出力されます。とてもガッツのある音ですが、3バンドのEQを備えたプリアンプを搭載していることで扱いやすいサウンドでもあり、とても気に入っています。新型コロナウイルスの影響によりいまだ正式な発売が待たれるところではありますが市場にデビューされるのが楽しみです!
・StingRayベースは、僕のようなダンス・ミュージックが好きなベーシストにとっては絶対に必要なベースのひとつでして、80年代のあのFUNK~DISCOミュージックになくてはならない存在だと思っています。僕は79年製のStingRayと2020年の現行型のStingRaySpecialを主に弾いているのですが、古いベースのほうが良い!とは一概に言えなくて、音楽の内容によって新しいSpecialのほうがバッチリなこともたくさんあり、状況によって選んでいます。
・ワーウィックのベースは日本の代理店がKIDさんになったとほぼ同時に使わせていただきました。それまで、ほぼ古い70年代のフェンダーばかり弾いていまして、チョパレボもやることになったし、何か音に個性が欲しいと思っていた頃でしたので、ワーウィックに出会えたことがすごく嬉しかったです。実はワーウィックを弾くことを、当時のベース・マガジンの編集長に電話で相談しました(笑)。
AMPLIFIER
Aguilar/TONE HAMMER 500 & AG700(アンプ・ヘッド)
Aguilar/SL210&410(キャビネット)
EFFECTS
ZOOM/B3n(マルチ・エフェクター)
ZOOM/B1 FOUR(マルチ・エフェクター)
BOSS/PH-3(フェイズ・シフター)
BOSS/RC-3(ループ・ステーション)
BOSS/BC-1X(ベース・コンプ)
BOSS/OC-2(オクターヴァー)
BOSS/SY-300(ギター・シンセ)
BOSS/VO-1(ボコーダー)
BOSS/DD-7(デジタル・ディレイ)
BOSS/PW-10(モデリング・ワウ・ペダル)
Mastro Valvola/LOVE BUZZ(ファズ)
Mastro Valvola/Tempesta(ディストーション)
SOURCE AUDIO/C4 SYNTH(ギター・シンセ)
Aguilar/FILTER TWIN(エンベロープ・フィルター)
Ryuo Motoyama/Custom Pre Amp(プリアンプ)
Tech21/Q / STRIP(イコライザー)
SNARLING DOGS/Bootzilla Fuzz Wah(ファズ/ワウ)
SPI(Soul Power Instruments/Elephant Screamer(村田プロデュースのファズ+フェイザー)