1970年代後半から1980年代前半にかけて「ガンダーラ」や「モンキー・マジック」「ビューティフル・ネーム」「銀河鉄道999」といったヒット曲で日本の音楽界に大きな影響を与えたロック・バンド、ゴダイゴ。そのベーシストであり、音響エンジニアリングも担当していたスティーヴ・フォックスは、現在はゴダイゴとしての活動のほか、牧師の仕事を務めながら、神戸にある自宅スタジオで地元を中心としたミュージシャンたちの音源のミキシングやマスタリングも手がけるなど、意欲のあるミュージシャンを応援し、音楽業界全体を盛り上る活動を展開している。

そんな彼が、大阪で活動するTOTOのトリビュート・バンド、“TOTOT”にゲスト・ベーシストとして参加するスペシャル・ライヴが、2023年4月30日（日）に大阪・北新地のライヴバー、北新地CRC – COMMUNICATION ROCK CITY -で開催される。

TOTOTは、CRCのオーナーが主催するライヴをきっかけに、“TOTOのコピー・バンドを本気でやる”ことを目的として2018年に結成。現在のメンバーになってからの最初のライヴが、コロナ禍初期に大阪のライヴハウスでクラスターが発生した1週間後で、急遽無観客ライヴを配信することになるなど、多難の活動を展開していた。2021年春にベースのメンバーが不在となりライヴ活動を停止していたところ、CRCのイベント“ J-POP NIGHT【ゴダイゴ】”に参加していたメンバーとスティーヴが出会い、TOTOの話で意気投合。今回のライヴ開催に至った。

当日は、スペシャル・ライヴということでTOTOのナンバーのほかに、ゴダイゴの楽曲も披露されるとのこと。また、今回限りの特典として来場者全員にスティーヴのアート・フォト（L判）が1枚プレゼントされる予定だ。

TOTO愛に溢れるライヴをぜひ体感してほしい。