多彩なサウンドと汎用性の高さで、あらゆるシーンにマッチするコンボ・アンプ

ボスから、3種類のプリアンプ・タイプとボス・エフェクトを搭載し、多彩なサウンド・バリエーションと高い汎用性を実現した新たなコンボ・アンプ、KATANA-Bassが登場した。

KATANA-Bassは、ボス独自デザインによるクラスABパワーアンプとカスタム・スピーカー＆ツイーターを搭載し、サイズ感を超えた大音量によるサウンドの温かみとレスポンスの速さを実現。コントロール部はアンプ・セクション、ブレンド・セクション、イコライザー・セクション、エフェクト・セクションで構成されている。

アンプ・セクションはVINTAGE／FLAT／MODERNの3タイプのプリアンプを切り替え可能で、ミッド・スクープ／ブライト／ワイドレンジの3種類を切り替え可能なSHAPEボタンも装備している。

ブレンド・セクションでは、ボタンでドライ音とウェット音のサウンド・キャラクターを選択し、ノブでブレンド量を調節することが可能だ。

イコライザー・セクションはロー・ミッドとハイ・ミッドで周波数帯の設定が可能な4バンドEQ仕様。

そしてエフェクト・セクションは、コンプレッサー／リミッター、ドライブ、FX1、FX2という4つのブロックが割り当てられており、60種類以上のベース専用エフェクトを搭載している。

これらの各機能を活用することで多彩なサウンドが得られ、各設定を6つまで本体に保存することが可能だ。また、POWER CONTROLノブでアンプの最大出力を変更でき、ライヴハウスでも自宅でも、適切なサウンドを出力することができる。

入出力端子も充実しており、エフェクト・ループやAUXイン、ダイレクト／プリ／ポストの3 種類から選択が可能なXLRアウトのほか、PHONES／RECアウトとオーディオ・インターフェイス機能を備えたUSBのライン出力からは、マイクでの集音をシミュレートしたサウンドを出力することができる。なお、別売のフットコントローラーGA-FCやフットスイッチのFSシリーズを接続すれば、ライヴでの音色切り替えもスムーズに行なえる。

なお、専用アプリのBOSS TONE STUDIO（Windows／Mac）を活用すれば、細かなパラメーター変更やエフェクト群のカスタマイズなどのさらに緻密なセッティングが可能なほか、本体には保存しきれないセットアップをアプリ内に保存／管理することもできる。さらに、別売のBluetooth Audio MIDI Dual Adaptor（BT-DUAL） を装着することで、スマートフォン専用アプリ（iOS／Android）からのエディットも可能だ。

ラインナップは、60W出力で10インチのウーファーとツイーターを搭載したKATANA-110B（オープンプライス／市場実勢価格63,800円前後／税込）と、160W出力で10インチのウーファー2基とツイーターを搭載したKATANA-210B（オープンプライス／市場実勢価格82,500円前後／税込）の2モデル。さまざまなシチュエーションで活躍する万能アンプに注目だ。