“心に傘を”をコンセプトに、哀愁漂うメロディとオルタナティブなギター・ロック・サウンドを展開している4人組バンド、umbrella。今年結成10周年を迎えた彼らが、11月23日（月祝）にミニ・アルバムをリリースし、発売を記念した配信ライヴを行なう。

　今回発表されるミニ・アルバム『アマヤドリ（Re:arrange side）』は、2011年にリリースされた彼らの1stミニ・アルバム『アマヤドリ』をリアレンジしてセルフ・カバーしたもの。1stミニ・アルバムは現在入手困難であり、そのレアな楽曲が聴けるということに加え、楽曲制作の総合プロデューサーとしてPlastic Treeのベーシストである長谷川正を迎えているのも興味深いポイントだ。

　切ないギター・ロック・サウンドが疾走する「レイニングレター」、ヘヴィさとメロディアスさを両立した「「シェルター」」、特徴的なドンシャリ・ベースも耳を惹くミディアム・チューン「黒猫が通る」、ピアノの響きも美しいバラード「レクイエム」など、ミニ・アルバムながら、初期のみずみずしい楽曲と結成10年を経て獲得したスキルが融合した聴きごたえのある仕上がりだ。

　現在、公式YouTubeチャンネルにてアルバム収録曲より「レクイエム」のリリック・ビデオも公開されている。

　またミニ・アルバム発売日の当日には、リリースを記念した配信ライヴ“umbrella streaming oneman【アマヤドリ】”もツイキャスプレミア配信にて開催される。

　結成10周年という記念すべき年にコロナ禍という前代未聞の状況となってしまった彼らだが、ここからどのような活動を展開していくか注目だ。