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小坂忠と鈴木茂のユニット“茂 忠”、オンライン販売シングルに小原礼が参加

1969年に細野晴臣、松本隆、柳田ヒロらとエイプリル・フールを結成し、日本音楽史に残る名作と謳われるソロ・アルバム『HORO』(1975年)を作った小坂忠と、国内のロック黎明期に活躍した“はっぴいえんど”のギタリストであり、小坂の『HORO』にも参加した鈴木茂。このふたりのレジェンドによるユニット=茂 忠(しげちゅう)が、2月に配信したシングル曲「まだ夢の途中」のCD音源を、オンライン通販限定でリリースする。

本曲は小坂が作詞・作曲を、鈴木が編曲を手がけ、人生のなかで夢に向かって生きる日々を表現したロマンチックな1曲となっている。参加ミュージシャンはボ・ガンボスのDr.kyOn(k)、オリジナル・ラヴや太田裕美などに参加するセッション・プレイヤー西海孝(g)。注目のベーシストは、サディスティック・ミカ・バンドなどでの活躍のほか、イアン・マクレガンやボニー・レイット、ロン・ウッド、ポール・バターフィールドなどの大物海外ミュージシャンとも共演してきた小原礼が担当。音価コントロールや繊細なピッキングは当然ハイレベルで、きらびやかなメロディ群をドッシリと支え、雄弁な低音がアンサンブルを包み込み、楽曲が持つ哀愁感を増幅させている。熟練の名手たちの技術をぜひとも体感してほしい。

左から鈴木茂、小坂忠。
「まだ夢の途中」 茂 忠

◎作品情報

「まだ夢の途中」
茂 忠

日本コロムビア
COKM-42612(配信)
CEG-29(CD/オンライン販売)

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