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【ベーシスト向けシンセ】KORG minilogue bass【即戦力プリセット搭載】

即戦力のベーシスト向けプリセットを搭載したアナログ・シンセサイザー

近年、アンサンブルにおけるシンセ・ベースの需要の高まりから、ステージで鍵盤のシンセ・ベースを演奏するベーシストを観る機会も増えてきた。そういった状況もあり、これから鍵盤のシンセ・ベースに挑戦したいと思っているベーシストもいるだろう。そんな人にぜひお薦めしたいシンセサイザー、その名も“minilogue bass”がコルグから登場した。

minilogue bass

Specifications
●鍵盤:37鍵(スリム鍵盤、ベロシティ対応)●音源:アナログ音源●最大同時発音数:4ボイス●プログラム:200(工場出荷時は100のプリセット・プログラムと100のユーザー・プログラム)●ボイス・モード:8(POLY、DUO、UNISON、MONO、CHORD、DELAY、ARP、SIDE CHAIN)●入出力端子:ヘッドフォン端子(ステレオ・フォン・ジャック)、アウトプット(モノラル・フォン・ジャック)、オーディオ・イン(モノラル・フォン・ジャック)、シンク・イン(3.5mm ミニ・ジャック)、シンク・アウト(3.5mm ミニ・ジャック)MIDIイン、MIDIアウト、USB B●電源:ACアダプター(DC9V)KA350●外形寸法:500(W)× 300(D)×85(H) mm●質量:2.8 kg●付属品:ACアダプター KA-350●価格:93,500円(税込)

minilogue bassは、ポリフォニック・アナログ・シンセサイザーのベストセラー・モデルである“minilogue”のサウンド・エンジンや直感的に扱えるパネル・インターフェイス、音を電気信号の波形として表示するオシロスコープ機能を搭載した有機ELディスプレイなどを踏襲しつつ、100種類のプリセット音色をすべて刷新。しかもそのうち40種類は、中西道彦(Yasei Collective)、やまもとひかるといったプロ・ベーシストらとコラボレーションした音色となっており、シンセの扱いに慣れていないユーザーでも即戦力のシンセ・ベース・サウンドを手軽に扱うことができる。もちろん、自分が作った音色も100種類まで保存することが可能だ。

また、クールなシルバーのアルミ・ボディだったminilogueに対して、minilogue bassは黒を基調に、トップ・パネルにうねるような黒の濃淡による模様を配しているほか、黒赤反転の鍵盤がスタイリッシュな雰囲気を醸し出している。

  • KORG/minilogue bass

シンセ・ベースだけでなく、2VCO、1VCF、2EG、1VCA、1LFO構成のアナログ回路での4ボイス・ポリフォニック、オクターヴ下を奏でるサブ・オシレーターが加わりベースにも最適な“MONO”や太い低音やリード・サウンドを作り出す“UNISON”などの8つのボイス・モードにより、多彩な音作りも可能。さらに、16ステップの演奏を記憶するシーケンサーを搭載し、ノブやスイッチの動きを最大4つ記憶するモーション・シーケンス機能にも対応しているので、鍵盤でルート・ポジションを変えながらフレーズを繰り返し自動演奏させることもできる。

価格は93,500円(税込)。MS-20やARP Odysseyといった名機と呼ばれるシンセサイザーを送り出してきたコルグによる“ベーシスト向け”のシンセサイザーに注目だ。なお、ベース・マガジンのYouTubeチャンネルでは、minilogue bassのプリセット作成に携わったYasei Collectiveの中西道彦を迎えて、実機を触りながらその魅力を紹介する動画を公開中。こちらもあわせてチェックしてほしい。

【ベーシスト向けシンセ】コルグminilogue bassを中西道彦(Yasei Collective)が世界最速チェック!

製品に関するお問い合わせは、コルグお客様相談窓口(TEL: 0570-666-569)まで。 メーカー・サイト