1969年にエイプリル・フールでデビューして以来、はっぴいえんど、ティン・パン・アレー、イエロー・マジック・オーケストラ（YMO）といったバンドやソロ・アーティストとしての活動のほか、さまざまなプロデュース・ワークで日本の音楽界をリードし続けている細野晴臣。彼が1970年代から愛用するフェンダー・ジャズ・ベースを再現したシグネイチャー・モデル＝HARUOMI HOSONO ’66 JAZZ BASS JOURNEYMAN RELICが、フェンダー・カスタムショップから登場した。

マスタービルダーのジェイソン・スミスが実機プロファイリングと監修を担当した本器には厳選された木材が使用されており、ニトロセルロース・ラッカーでフィニッシュした３トーン・サンバースト・カラーにJOURNEYMANレリック加工が施されている。

ピックアップはカスタムショップ創設メンバーのひとりであるジョージ・ブランダが当時の仕様を再検証し、熟練の職人がハンド・ワイアリングしているほか、1950～60年代からフェンダーのメイン工場で使っているオリジナルの機械によって成型したハードウェア、テレキャスターのドーム型ノブやオレンジドロップのキャパシターなど、細野の所有モデルを細部に至るまで可能な限り再現している。