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<注目の新譜> クリオ・クリオ(Curió Curió)「Menina Passarinho」【鳥居真道 “新譜とリズム”】
- 文:鳥居真道(トリプルファイヤー)
- イラスト:山本蛸
連載「新譜とリズムのはなし」では、トリプルファイヤーの鳥居真道が、世界中のニューリリースのなかからリズムや低音が際立つ楽曲を毎週セレクト。その魅力を独自の視点で読み解きます。
▼今週紹介するのはこちらの楽曲▼
クリオ・クリオ「Menina Passarinho」
クリオ・クリオは、リオ・デ・ジャネイロ出身でオーストリアを拠点とする歌手/俳優のルイーザ・モンテイロと、ドイツ人プロデューサーのダスティン・ブラウンによるデュオです。ガル・コスタやジョルジ・ベンジョールのようなブラジルのレジェンドに加え、ニューヨークのセイ・シー・シー、リオ・デ・ジャネイロのバーラ・デゼージョのような同時代人からの影響を受けているそうです。
「Menina Passarinho」は、7月にリリースされたデビュー作『Curió Curió』からの1曲です。わちゃわちゃしたサウンドとハーモニーの浮遊感がステレオラブを連想させます。同時に、ブラジリアン・フュージョン的な達者なグルーヴも感じられます。構成もコード進行も凝っており、一筋縄ではいきません。
リズム体のコンビネーションにうっとりせずにはいられません。歯ごたえのあるパキッとしたドラムに、メロディアスで色彩豊かなベースが絡みます。演奏しているのはJonas Kothmeierというミュージシャンとのことです。
◎Profile
鳥居真道(とりい・まさみち)●1987年生まれ。 “高田馬場のジョイ・ディヴィジョン”、“だらしない54-71”などの異名を持つ4人組ロック・バンド、トリプルファイヤーのギタリスト。現在までに5枚のオリジナル・アルバムを発表しており、鳥居は多くの楽曲の作曲も手掛ける。バンドでの活動に加え、他アーティストのレコーディングやライヴへの参加および楽曲提供、音楽関係の文筆業、選曲家としての活動も行なっている。最新作は、2024年夏に7年ぶりにリリースしたアルバム『EXTRA』。また2021年から2024年にかけて、本誌連載『全米ヒットの低音事情』を担当。2024年12月からはベース・マガジンWEBで連載『鳥居真道の“新譜とリズムのはなし”』を執筆している。
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