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    【新製品レビュー】Ibanez/EHB605-WNF 〜 新ピックアップ搭載のEHB最新モデル

    • Photo:Masao Sekigawa
    • Text:Makoto Kawabe

    ベース・マガジン2026年5月号の「NEW PRODUCTS REVIEW」に掲載された、編集部注目の新製品をご紹介! 

    新設計のピックアップを搭載したEHB最新モデル

    Ibanez/EHB605-WNF (front)
    Ibanez/EHB605-WNF (back)

    POINT

    フィット感の良いボディ形状とヘッドレス・スタイルが特徴のEHBシリーズからリリースされたコスト・パフォーマンスに優れた5弦モデル。弦間ピッチは18mm(4弦モデルは19mm)で24フレット仕様となっており、オリジナルのα1ピックアップを2基、アクティヴ/パッシヴ切替が可能な3バンドEQを搭載する。

    Ibanez/EHB605-WNF (部分写真)
    メタルノブのコントロールは、左からヴォリューム、バランサー、トレブル/ベース(2連2軸)、ミドルというレイアウトで、手前のスイッチがアクティヴ/パッシヴの切り替えとなる。一本で多彩なサウンドメイクが可能だ。
    Ibanez/EHB605-WNF (部分写真)
    各弦独立のブリッジ・ユニット。ファンド・フレットではないが、サドル位置に合わせて取付位置が調整されている。ヘッドレスなのでチューニングはブリッジ側に設けられた円筒ノブで行なう。

    REVIEW

    EHBシリーズはErgonomic Headless Bass、すなわち“人間工学に基づいたヘッドレス・ベース”のシリーズということで、ボディ&ネックはシリーズ名をそのまま具現化したようなデザイン。ボディはオクメ、ネックはジャトバとメイプルの5ピース、指板もジャトバなど、意欲的なウッド・マテリアルをセレクト。ネックはコンパクトなボディに深く差し込まれ、5点止めボルトオンで固定されている。巧みなコンター加工とボディ形状もあってすべてのポジションでフィンガリングに支障がない。そしてなんといってもヘッドレス特有の取り回しの良さが際立つ。ネックはトラディショナルな楽器とは大きく異なる特徴的なU字シェイプで、慣れれば問題ないだろう。

    ジャックは上位モデルで採用されているロック式ではなく、通常のシリンダー・タイプ。ピックアップはオリジナルのα1で、3バンドEQもオリジナル。コントロールはヴォリューム/バランサー/トレブル&ベース/ミドルという内容で、ミニ・スイッチはパッシヴ/アクティヴの切り替えとなる。パッシヴ時はEQがオフだがトレブル・ポットがパッシヴ・トーンとして機能する。

    試奏してみると、ヘッドレス特有のサステインの伸びがあり、ハムバッキング・ピックアップ然とした倍音感もありながら、クセのないストレートな音色だ。ネック/ブリッジ側のピックアップの音色キャラクターが明確に異なり、ピックアップ・バランスによる音色バリエーションも豊富だが、どの音色も実用的で用途がありそう。総じて“尖ってそうでバランスも取れる現代っ子”という印象だ。

    Ibanez/EHB605-WNF

    【スペック】
    ●ボディ:オクメ
    ●ネック:ジャトバ/メイプル(5ピース)
    ●指板:ジャトバ
    ●スケール:34インチ
    ●フレット数:24
    ●ピックアップ:α1ピックアップ×2
    ●コントロール:ヴォリューム、バランサー、トレブル/ベース(2連2軸/兼パッシヴ・トーン)、ミドル、アクティヴ/パッシヴ切り替えスイッチ
    ●ブリッジ:MR5HS
    ●カラー:ウォルナット・フラット

    【価格】
    170,500円

    【問い合わせ】
    星野楽器販売 ☎0561-65-5600 https://www.ibanez.com/jp/


    ※本記事はベース・マガジン2026年5月号の「New Products Review」から転載したものです。
    ※価格は本誌掲載時のものです。