オールインワン型コンパクト・アンプ＆エフェクト・プロセッサーに
鮮やかな限定カラーが登場

　1998年の衝撃的な登場以来、“アンプ・シミュレーター”の代名詞的存在となり、まさに現代の宅録やライヴでのサウンドメイクに多大な影響をもたらしたLine 6のPODシリーズ。その現行モデルであるアンプ／エフェクト・プロセッサーのPOD Goに、鮮やかな赤を身にまとった限定カラー製品となるPOD Go Limited Edition Redが登場した。

　POD Goは、359（W）×230（D）×88（H）mm、2.35kgというコンパクトで軽量なデザインを持ち、Line 6の看板であるHXファミリーから継承したアンプ／キャビネット／エフェクト・モデルを多数搭載。275以上にのぼる音色にはベース用も充実しており、サードパーティー製のスピーカー・キャビネット・インパルス・レスポンス（IR）をロードすることもできるので、本機だけであらゆるサウンドメイクに対応することができる。

　また、4.3インチという大型のカラー・ディスプレイ、アサインされた機能の種類や状態を表示するカラーLEDを備えた8つのフットスイッチなどにより、直感的なエディットや操作ができるというのもポイントで、プリセットの切り替え時に音切れが生じないスナップショット機能など、実践的な仕様も魅力だ。

　さらに、バランス・ステレオ出力のメイン・アウトと、Cab／IRブロックの前で分岐して出力可能なアンプ・アウトを備えることで、ミキサー卓とステージ上のアンプそれぞれに適切なサウンドを出力できるのはベーシストにとってありがたい。そのほか、ステレオ・エフェクト・ループやエクスプレッション・ペダル・イン、ヘッドフォン・アウトに加え、4イン／4アウト・オーディオ・インターフェース（24bit／96kHz対応）として使用するためのUSBポートも装備。無償のPOD Go Editアプリケーションで、PC上でプリセットのエディットとバックアップも容易に行なえる。

　価格は69,300円（税込）。数量限定生産とのことなので、気になった人は早めのチェックを！