防錆とピュアな鳴りを両立した
新世代コーティング弦が日本初上陸！

　2015年に米国ペンシルベニア州で設立された新進気鋭の弦ブランドMJC Ironworksの弦製品が、ローランドを総代理店として国内初流通される。

　従来のコーティング弦の多くは、テフロン樹脂などを使用するため、厚みのあるコーティング膜が弦の振動を阻害するという問題があった。MJC Ironworks弦の最大の特徴である気化性防錆材“RN PROTECTS”は、常温で気化するため分子レベルの薄さで弦をコーティングする。これによって弦の振動に影響せずに高い耐久性を実現。さらに、このコーティング膜には自己修復作用もあり、巻弦だけでなく芯線にもコーティング膜を形成するため、防錆効果をより長く保つことができる。また、ブリキ缶を採用したパッケージ内にはRN PROTECTSを含んだスポンジが設置されており、開封するまでの品質も保たれているという丁寧っぷりだ。

　芯線にはスズメッキのマンドリン弦を採用し、巻弦にはニッケルメッキと6層スウェーデン製ステンレスの2種類を選択可能。ゲージはライト（.040／.060／.080／.100）、ミディアム・ライト（.045／.065／.085／.105）、ミディアム（.050／.070／.090／.110）の3種類が用意され、さらに5弦／6弦／7弦ベース用もラインナップされている。

　コーティング弦の持続性とピュアなサウンドを実現したMJC Ironworks。すべてのベーシストにチェックしてもらいたい要注目のプロダクトだ。